堅実女子ニュース&まとめ コロナで「売れたもの」「売れなくなったもの」、日本と世界はどう違う?

新型コロナウイルスの影響で人々の消費傾向は大きく変わりました。外出が減ったことにより、ホテル、観光業、飲食店、アパレルなどの消費は大きく落ち込み、日本では6月中旬までに全国で263件の倒産があったといいます(帝国データバンク調べ:6月17日16時現在)。また日本国内に限らず、アメリカでは大手百貨店「JCペニー」や、アパレル「J Crew」、レンタカー最大手「Hertz」も倒産するなど、老舗企業や大企業までもが大打撃を受けたのです。一方で、食品業界や消毒・清掃業界では、思わぬ特需となった業界もありました。

そこで今回は、新型コロナウイルスの影響で「売れたもの」「売れなくなったもの」を調査。株式会社ロコタビが行なった海外9か国在住ロコへのアンケートを元に、世界の現状をくらべてみましょう。

急増した「お菓子・パン作り人口」によって「小麦粉」が入手困難に

アメリカ、韓国、フランス、スイス、スペイン、イタリア、ドイツ、ホンジュラスに住む日本人に、消費が増えたもの、減ったものを聞いたところ、一番消費が増えたものは消毒系を上回り「小麦粉」と判明。一方、一番消費が減ったものは「化粧品」でした。

9か国9都市在住日本人による回答
(※出典「ロコタビ調べ」)

行動制限やレストランの営業停止などを受けて、世界的に自炊をする人が急増。特にお菓子やパン作りをする人が増えたことで、「小麦粉」「強力粉」「イースト」が売れ、一時期入手困難になったようです。日本ではこのほか「パスタ」「麺類」も売り切れ店が続出。海外では、お米、卵、乳製品、野菜、肉類も買いこむ人が多く、手に入りにくくなった場所が多かったようです。

各国の詳しい状況を尋ねてみると…

  • ロックダウン中にはパンやケーキを自宅で作る人が多く、小麦粉、キッチンの上やタイルを拭くウェットティッシュなど消毒効果のある掃除用品、一時はパスタ類や乳製品も品薄でした。ただこれは一時的な現象でした。(フランス在住日本人)
  • 特に普段と変わりありません。米、小麦粉、卵、フリホーレスと呼ばれる豆、調理用バナナなど、日常に必要な食料品は毎日需要があります。それと、消毒用アルコール、消毒用ジェルはよく売れています。(ホンジュラス在住日本人)
  • お酒類、強力粉、イースト、ワインがかなり売れているようです。(スペイン在住日本人)
  • イースト菌や小麦粉(パンを自宅で作る人が増えたようです)、バリカン(男の方や子供さんの髪を自分できる人が増えた)、ビタミンC、消毒剤。(スイス在住日本人)
  • アパレル一般が売れなくなりました。(ニューヨーク在住日本人)
  • バーベキューセットが売れなくなりました(バーベキューがまだ禁止されています)(ドイツ在住日本人)
  • 出歩かないのでガソリンが売れていないです。家内は化粧品を買わなくなったと言っています。(サンフランシスコ在住日本人)
  • スマホ、化粧品ビューティー業界(韓国在住日本人)
  • 売れたものはパン、パン焼き機、小麦粉。売れなかったのは、旅行用スーツケース、時計、ウエディングドレス(イタリア在住日本人)

では、物価はどう変わったのでしょう?

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