堅実女子ニュース&まとめ 【セレブ妻やめました】結婚半年で露わになった夫のDV、月20万の生活費と家族カードのために我慢した日々~その2~

「ある日、突然、高年収だった夫が仕事を辞めた……」「高年収の夫とどうしても離婚したくなった」そんな“事故”ともいえる事態に直面した時、妻はどうするのか。

この連載では、年収1000万円以上の夫がいる妻を“セレブ妻”とし、高年収の夫が無職になったり、離婚したりした背景と、妻の考えをひもといていきます。

今回取材したのは、中野光里さん(仮名・35歳・パート勤務)。去年12月、結婚6年目に離婚した彼女の元夫は、外資系証券会社勤務で年収2500万円の10歳年上の男性でした。

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3時間かけて作った料理が夫の逆鱗に触れる

29歳で結婚したことを機に、短大卒業後9年間勤務していた弁理士事務所を辞めた光里さん。仕事は事務で、実は前から肩を叩かれていたそう。

「9年間、お茶とファックス出しと、電話応対しかしていませんでしたから(笑)。17時になった瞬間に席にいないという生活をしていたので、当然ですよ。こっちも辞める気でしたから」

事務所のトップが70代の「大先生」だった時代、光里さんはちやほやされており、事務所のマスコットでした。しかし、27歳のときに創業者の息子である30代の「若先生」がトップになったときから冷遇されるようになったのです。

「私がクライアントのおじさまたちから可愛がられるのが、気に入らなかったんでしょうね。だから夫が『仕事をやめてもいいよ』と言ってくれた時は、神が降臨したのかと思いました」

挙式はハワイで親族で、パーティーは青山のレストランを貸し切って行なったそう。費用は全額夫持ち。都心のヴィンテージマンションでの新婚生活……幸せの絶頂だったと言います。

「半年くらいは夫も優しくて、ホントに幸せだったんです。夫が最初にキレた大きなきっけは、私が七夕の日に作ったそうめん」

光里さんは、七夕の日に夫を喜ばせようと思って、夫の好物のそうめんを茹でた。ただ、余計な飾りつけをしてしまったのだという。

「夫が帰ってくるまでに、かわいくしようと思い、星型の抜型で、ハム、チーズ、きゅうり、錦糸卵を3時間かけて型抜きして、天の川に見立てて盛り付けたそうめんの周囲に星を散らしたんです。絶対に喜んでくれると思ったら、『キモい』って。星をよけて、あっという間にそうめんをたべちゃった。書類をシュレッダーにかけるみたいな感じだった。それで私もカチンときてムスッとしていたら、『その態度は何だ』と怒り始めた」

夫は星の抜型で余った食材を光里さんが捨てているのを見て、激怒したそう。それに対して「これだから田舎の人は……」と光里さんは言い、他にも夫が気にしている体や性のコンプレックスを言葉にしてしまったのです。

「それからですよ。『この半年間、お前のバカさ加減に耐えていたんだ』などと言い始め、気が付いたら殴る蹴るの暴行を加えられた後に、『俺が悪かった』と泣きながら男女関係が始まる」

生活費は月20万円、けがの治療費に3万円かかることもあった。

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