堅実女子ニュース&まとめ 英国がファーウェイ5Gの製品購入を禁止!4Gとの違いと禁止した経緯

イギリスのジョンション首相は、ファーウェイの通信機器をイギリスの5Gネットワークから2027年 までに完全に排除すると発表。ファーウェイのシステムを使うことによるセキュリティー上の理由や、香港における中国による「国家安全法」の制定もその理由の一つとなったと言われています。

今回は5Gについてのおさらいと、イギリスでファーウェイの5G通信機器の取り扱いが禁止された経緯や背景をご紹介します。

5Gとは?1Gから4Gまでとの違い

「G」は「generation(世代)」のことで、5Gとは「第5世代移動通信システム」のことです。1Gから4Gまで簡単におさらいしておきましょう。

1G:アナログ無線技術のモバイルネットワーク
2G:デジタル無線による携帯電話システム
3G:第3世代移動通信システム(初めて世界基準の「IMT-2000」に準拠したシステム)
4G:モバイルネットワークの第4世代技術

この「generation」が新しくなるのは約10年周期と言われており、世代が進むほど安定的で高速な通信が可能になってきています。5Gの特徴は、これまでより通信速度が超高速になること、加えてVR・AR(仮想・拡張現実)の端末などがインターネットにつながることを実現させるシステムを構築することです。

なぜイギリスはファーウェイの5Gを禁止した?

今年1月に、ファーウェイの通信機器を自国の5Gネットワークシステムに組み込むとしていたイギリスですが、7月14日に今後は完全排除していくと方向転換しました。これまでファーウェイが初めて進出した欧州の国がイギリスであったという流れから、イギリスとファーウェイは強い絆を結んでいました。

ファーウェイは5Gの技術に優れ、コスト的にも競争力が高いため、欧州諸国が5Gの通信機器を取り入れています。一方、米国ではファーウェイの5Gにセキュリティーの抜け穴があり、欧州諸国の情報が中国側に漏れると警告しています。

また、アメリカは現在中国との間で繰り広げられている経済的な制裁措置として、ファーウェイから受託をして部品や半導体を製造している台湾などの企業に、アメリカ発祥の技術を利用して製造した部品などをファーウェイに対して販売することを禁止する措置を行いました。

これにより、ファーウェイの通信機器の製造が計画通りにいかなくなるということを名目に、イギリス側はファーウェイの5G導入を撤回したのです。ただ、背景には、香港における中国の「国家安全維持法」制定への措置としての意味合いも含まれていると言われています。

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