堅実女子ニュース&まとめ 【派遣女子・更新なし】派遣社員が入社後すぐにリモート勤務に!うまくいかない引継ぎや、希薄な人間関係の孤独~その2~

かつては自分の時間が欲しい、自由な時間を謳歌したいという女性たちに支持された派遣という働き方。

今回お話を伺ったのは、高橋みさきさん(仮名・39歳)。新卒入社の会社を退職して、短期間の海外留学を経て派遣社員に。昨年末で前の派遣先を契約満了で退職したあと、コロナ禍の3月に新しい派遣先で働き始めました。

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コロナ禍で、派遣社員として新しい職場で働き始めたみさきさん(39歳)。ところが、3日出社しただけで会社は「出社禁止」を通達。一人暮らしの1Kに閉じこもってのリモートワークが始まりました。

「リモートになってからは、困ることばかりでした。仕事を頼まれても、一からマニュアルを見て進めなくてはなりません。『何でも聞いて』とはいうものの、上司たちはずっとテレカンで忙しく、チャットで聞いても返事はずっと後のこともたびたび。ちっとも進まないんです」

でも、それよりつらかったのは「仕事がない」ことだったと言います。

「聞かされていた部長のサポートには、営業上の接待なんかが多かったみたいで。このご時世に接待なんかできるわけがありませんから、その分すっぽりと穴が開きました。

穴が開いてしまうと、自分も穴だらけみたいになってしまって、仕事にもミスが生じるようになったんです。毎日ほとんど何もしていないはずなのに、疲れてしまって昼休みは食事もせずベッドで横になっていましたね」

これも「コロナ鬱なのかなあ」と思ったという、みさきさん。派遣会社の担当者に相談するなどは、できなかったのでしょうか。

「それが、派遣会社の担当さんにはお子さんがいて、休校になってしまっている間はほかの方に担当が変わったんです。一度も会ったことがないうえに、会社の事情がわからない人で。申し訳ないけれど、頼りにはなりませんでした」

こうして、リモートワークで「社内ニート」のような状態になってしまったみさきさん。課には彼女一人しか派遣スタッフがいませんでしたが、部内のほかの課には複数の派遣スタッフがいると知り、仲良くなれないかなと思っていたと言います。

「同じ時期に中途で入った人同士は、研修やミーティングがあって仲良くなっているようでした。リモート入社した新卒の子たちも同じ。前の会社みたいに派遣スタッフの仲間と話ができたらいいなあ、なんて見飽きた狭い部屋の天井を眺めながら、どうしようかと思っていました」

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