堅実女子ニュース&まとめ 【セレブ妻やめました】義母の過干渉と言いなりの夫、不妊治療の果てに得た自由~その1~

「ある日、突然、高年収だった夫が仕事を辞めた……」「高年収の夫とどうしても離婚したくなった」そんな“事故”ともいえる事態に直面した時、妻はどうするのか。

この連載では、年収1000万円以上の夫がいる妻を“セレブ妻”とし、高年収の夫が無職になったり、離婚したりした背景と、妻の考えをひもといていきます。

今回取材した佐野千恵子さん(仮名・40歳・契約社員)は、結婚12年目で一人娘を連れて、半年前に離婚しました。彼女の元夫は、総資産数億円の地主。不動産管理会社を経営しており、文字通り「湯水のようにお金が使える」生活だったそうです。

清楚で堅実な秋田美人

千恵子さんは、元夫の義母から熱烈にオファーされて、結婚したとか。彼女が秋田県出身で清潔感がある美人であるところと、名門私立女子大学出身だということが買われたのではないかといいます。義母とは、いったいどこで知り合ったのでしょうか。

「中学生の頃からお花の教室に通っていて、進学で東京に出てからも、同じ流派の東京教室に通っていたんです。華道って気持ちが落ち着くし、花を活けていると、集中力が増す。それに、ウチにはよく友達が遊びに来ていたので、『キレイだね』と言い合えるのもよかったんですよね。それで、月1くらいで通っていたところ、25歳くらいの時にたまたま義母と知り合い、そこから『ウチの息子と会ってみない』って話になったんです」

当時、千恵子さん東証二部に上場している老舗機器メーカーで、一般職の仕事をしていました。

「ロスジェネ真っただ中での就職は大変でした。ウチの大学は、歴史がありますが、良妻賢母のための大学ですからね(笑)。下から上がってきた子は派手で美人が多いですが、私のように大学からの進学組は地味。自分の身の丈に合った、地味な企業でコツコツ仕事をして、30歳くらいで適当な人と結婚すると思っていました。秋田に帰るという選択肢はありません。私は3姉妹なのですが、3人とも東京にいます。親からも『帰って来るな』と言われているので」

千恵子さんの父親は地主。東京の大学に進学し、母と出会い結婚。30歳のときにそれまで勤務していた企業を辞めて、秋田に帰ったのだといいます。

「父はそれが悔しかったんだと思います。だから、土地に縛られる人生は自分の代で終わりにしたいと言っていました。母も公務員として働いており、田舎にしてはリベラルな家庭で育ったと思います。そういう私の背景も、義母は調べて、私に声をかけていたんだと思います」

「息子と会うと言うまで、私は帰らないから」と家まで付いてくる

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