堅実女子ニュース&まとめ 【セレブ妻やめました】義母の過干渉と言いなりの夫、不妊治療の果てに得た自由~その2~

「ある日、突然、高年収だった夫が仕事を辞めた……」「高年収の夫とどうしても離婚したくなった」そんな“事故”ともいえる事態に直面した時、妻はどうするのか。

この連載では、年収1000万円以上の夫がいる妻を“セレブ妻”とし、高年収の夫が無職になったり、離婚したりした背景と、妻の考えをひもといていきます。

今回は佐野千恵子さん(仮名・40歳・契約社員)。結婚12年目で一人娘を連れて、半年前に離婚しました。彼女の元夫は、総資産数億円の地主。不動産管理会社を経営しており、文字通り「湯水のようにお金が使える」生活だったそうです。

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「本当の娘ができたみたいで、うれしい」

千恵子さんの元夫には、5歳年下の弟がいます。彼は、米国で専門職に就いており、現地在住の日本人と結婚。コロナ禍でも帰国しなかったそうです。

「おそらく、義弟……といっても2回しか会ったことはありませんが、義母を嫌悪していたんだと思います。義父は、義母の言いなりの弱気な男性で、お婿さんなんですよね。夫と義父は義母の言いなり、親戚は疎遠。つまり私は四面楚歌」

12年間の結婚生活には2つの地獄があったそうです。1つは義母の過干渉、2つ目は元夫の買い物依存。

「義母の言いなりで挙げた都内の老舗ホテルの結婚式には、議員や有名会社社長も列席。結婚前に両親は『ちーちゃん、あの男でホントにいいのか?』って言っていましたが、当日は圧倒されていましたね。夫側の参列者からは、『玉の輿に乗ってうらやましい』という言葉の嵐。私は義母が選んだ超ダサダサのドレスを着たんですが、そんな私に対して『ホントの娘ができたわ』などと涙を流し、元夫はボーッとしている。不穏な幕開けでした」

新居は都内の一等地にある、夫の実家から歩いて5分の、夫の実家が所有するマンション。

「100平米で、賃貸に出していたときは、家賃55万円もする物件。もっと狭いところで自分たちで生活したいと伝えると、義母は『子供が何人できてもいいようによ!床もしっかりしているから、男の子がはしゃいでも大丈夫なの』と言い、夫は『母さん、そうだね』と言っている」

新婚旅行は欧州一周。夫からは「今後は一切お金に困らず、好きなモノは何でも買うよ』と言われます。そして、千恵子さんはすぐに妊娠。義母から「妊娠できてよかった。今から婚姻届けを出してくるわね」と、言われたのです。

「交際しているときに、性感染症の履歴や、自然妊娠が可能かどうかを医学的に検査するブライダルチェックを受けていたのに、本当に妊娠するまで婚姻届けを出していなかった。記入した婚姻届けは、元夫に託したんですよ。新婚旅行後に『僕が出しておいた』と言うから、何も疑っていなかった。夫からすると、区役所ではなく“母さんに”出したということなのでしょうね」

生まれてくる子供が女の子だとわかると、「あなたは3姉妹で女腹であることを忘れていた」とあからさまにガッカリされたそうです。

「昭和を飛び越えて、戦前かよって価値観。その後も義母の圧がすごすぎて、妊娠中に会社も辞めたし、変なサプリも飲み、変な胎教もした。私も義母の期待に応えようと、頑張ってしまったんですよね」

子供が生まれてから、義母の過干渉はエスカレート。

「洗濯ものを干す時間をチェックして、『朝ごはん、作っているの?』などと言ってくる。アポなし訪問は日常茶飯事。合鍵も持っていたと思う。義母が入信している宗教に勧誘され断ると、『あなたに男の子が生まれるように入ったんじゃない』と泣かれる。娘には自分が出た名門私立小学校への進学を洗脳。必死で塾に通い、合格してその小学校に入った年には、さも自分の手柄であるかのように言いふらす。娘の小学校受験のタスクが終わった35歳から、義母の強いすすめで、スピリチュアルと医学系の両方から不妊治療を開始。不妊の原因はおそらく夫にもあるのに、私のせいにされる。私の生理周期を把握しており、生理用品が減ると『また妊娠しなかったのね』と言われる。ほかにも、ホントにいろいろありましたよ」

元夫の買い物依存は、嫁である千恵子さんのせいにされた

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