堅実女子ニュース&まとめ 【セレブ妻やめました】義母の過干渉と言いなりの夫、不妊治療の果てに得た自由~その2~

数百万円単位で買い物を繰り返す夫

結婚生活のもう一つの地獄は、元夫の買い物依存。

「夫に義母の監視をやめさせてほしいと言うと、『なんとかするよ』と言う。でも何も言わない。イラっときて、夫に手を上げてしまうことも多々ありました。夫は黙ってうずくまってやり過ごす。その後、当てつけのようにすごい額の買い物をするんです。金持ちだから、使い方が半端じゃない。私に100万円以上するジュエリーやバッグを買ってくる。同じようなTシャツを10枚以上買う。高価な現代アート、高級家具などを、店員さんに薦められるまま買ってくる。それを支払うのは、元夫の会社です。そのたびに義母が怒鳴り込んできて、『あなたが付いていながら、何をしているの?あなたがしっかりしているから、結婚させたのに。ターちゃん(元夫)がおかしくなったのは、あなたのせいよ!』などと騒いで帰っていく。私が返品できるものは手配するのですが、あれってすごく嫌なんですよ。向こうは売れたと喜んでいるのに返すのですから……ブチ切れた私が、夫にDV……頭ではわかっているのにやめられないんです。娘は怯えて泣いている。それでも離婚しなかったのは、生活を手放したくなかったのと、離婚したら娘を取られると思っていたから」

義母が原因で夫婦ゲンカをすることは、結婚当初の12年前は半年に1回だった。しかし、結婚末期になると、毎週のように千恵子さんがキレる生活になっていたそう。

「私は期待されたら応えたい、という性格で、やはり男の子を生まなくてはいけないと思うも、妊娠は思うようにいかない。離婚から1年前に体外受精に切り替えたのですが、やはり不妊の原因は元夫にありました。痛いし辛いしお金もかかる。医師も疲れて塩対応になる。夫のストレスも激しく、買い物依存が悪化する。いろいろ、負のスパイラルにハマったと思った時に、娘が円形脱毛症になったんです。私も限界だと思い、離婚することにしました」

離婚の準備には1年かけ、目標額を300万円と決め、タンス預金をしたそうです。就職活動も行ない、両親と姉妹、友人達に相談。心療内科に通い、カウンセリングでメンタルの不調を改善し、娘とこれからの生活について話し合いました。

「それまで、人に相談するのは恥ずかしいと思っていて、家族や友人に悩みを言わなかったのですが、いろいろ話すと『応援する』と言ってくれたんです。義母は離婚に猛反対しましたが、『若い奥さんを迎えたら、男の子を生んでくれますよ』と私が言うと、手のひらを返しました。交渉から1か月であっさり協議離婚が成立しました」

娘は千恵子さんと暮らすことを選び、公立中学校に転校。

「中学進学のタイミングでよかったんですよ。家を出ていく日、夫は泣いていました。でもここで流されたら、あと20年は地獄が続く。義母はきっと長生きしますし、介護するのもイヤ。心を鬼にして、100平米のマンションから、18平米の安普請の狭小シェアハウス生活にお引越し。治安と学区で選びました。最初、娘はびっくりしていましたが、半年経った今では楽しいと。コロナ禍でやっと学校が始まり、なじんでいるようです。前の学校の友達も遊びに来たいと言っており、お招きしたいけれど、座るところがない(笑)」

元夫からは、月1回くらい連絡があり、会いたいとか、お金を振り込みたいなどと言ってくるそう。

「彼自身のことは嫌いではない。浮気もしないし、寂しい人だと思う。でも私を義母から守らず、無視したことは、れっきとしたDVだと思う。今もきっと私は悪者にされている。きっと夫のことだから、何も言わないで、あの無害な微笑みを浮かべたまま、うんうんと義母の隣でうなずいているんだと思うと、ゾッとします」

西洋医学から、鍼治療までさまざまな不妊治療を行なった。

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