堅実女子ニュース&まとめ 【コロナ離婚】会社から「卒業」させていただいた!?オシャレ夫と決別し、専業主婦から転身へ~その1~

客商売なのに、危機感なくコロナ警察になる夫

真央さんは仕事がそれほど好きではなかったので、専業主婦生活も悪くはなかったと言う。

「夫は海外の展示会や飲み会で、あまり家に帰ってこない。帰ってくると、日ごろの暴飲暴食の調整用に断食をする。この10年間、家で食べたのは、大根を煮て梅干しで味付けしたものだけ。夫の食費はかからないのです。生活費は10万円渡されていましたが、それで何とかなっていた。娘の塾代などお金がないときは、私の実家から援助を受けた。まあ、月13万円のマンションの家賃、光熱費は夫が払っていたし、私は正直、夫がいくら稼いでいるか知らなかった」

アパレルは斜陽産業と言われているが、夫の仕事は上手くいっているように見えた。

「私もバカだから、専業主婦で思考停止状態だった。何の疑問も持たずに、今月という来月が来ると思っていた。夫が退職してわかったのは、ここ近年のカジュアル化で、夫が勤務する会社は壊滅的だったようです。何万円もするカフスボタンやラペルピン(ジャケットの襟のホールに通す飾りピン)を仕入れても売れない。そんな状況が続いて、コロナになり、人と会わなくなって服が売れなくなった。店も休業に追い込まれた。それなのに、夫はのほほんとしているどころか、コロナ警察になったんです」

SNSでステイホームをアピールしまくり、近場のファミレスが“密”になっているのをアップする。

「さらには顧客がアップした『母が朝から並んで娘のためにマスクを送ってくれました』という3月末頃の投稿に対し、『命よりも高いマスクはありません。外出はやめろとお母さんに伝えてください』というコメントを付けていた。私はSNSに登録しているものの、一切投稿していません。しかし、夫のSNSや元同僚のSNSはすべてくまなく見ています」

コロナがすべてを浮き彫りにした。

「夫は優しいし、人当たりがいい。私や娘に対して、怒ったところを見たことがない。でもそれって何にも向き合わない、ペラッペラな人ってことなんだと。人からカッコいいと言われ、うらやましがってもらって幸せを感じる男というか……。相手に合わせ続けて自覚せずストレスが溜まっていたところに、コロナという“悪”に出会い、それに対して正論を振りかざす快楽を知ってしまった。政府や専門家の言うとおりにしていれば正しいのですから、思考停止状態の夫には最もラクな“スッキリする行為”だったと思いますよ」

仕事をしたくない人にとって、ステイホームはサボるための格好の口実だったのではないか。

「好きなことを仕事にしていた夫はすごいと思う。でもそれだけでは絶対に回らない。市場開拓、後進の育成、財務管理、顧客開拓、クレーム処理など、うんざりする仕事が付きまとう。コロナのステイホームって、そういう仕事から解放される“大義名分”となり、“正義”になった。夫はそこに乗っかったんだと思います。実際に夫は家にいても、ビデオ会議に参加する以外、一切の仕事をしていません」

高額な消毒液やマスクを買い占めていたのに、妻子には使わせなかったことも、夫への失望の一因になった。

会社から「卒業させていただいた」ことを、妻はSNSで知った~その2~に続きます

1 2