堅実女子ニュース&まとめ 【コロナ離婚】会社から「卒業」させていただいた!?オシャレ夫と決別し、専業主婦から転身へ~その2~

新型コロナウイルス感染症対策で、政府は「外出自粛」「学校の休校」「テレワークの推進」を要請。家族が一緒にいる時間が長ければアラが見え、家庭不和も起こる。本誌はコロナ禍で離婚届けを出したカップルの取材を続けているが、最近は「コロナ離婚」が性格の不一致だけではなく、解雇や退職などが増えてきた。

厚生労働省の発表によると、新型コロナウイルスの影響で解雇・雇い止め(見込み含む)にあった人は2020年7月31日時点で4万1391人だという。これに自主退職が加わるとさらに数は増える。彼らの生活と夫婦関係を追った。

大橋真央さん(仮名・40歳)は、現在、システム開発会社の契約社員。10年間、専業主婦をしていたが、元アパレル勤務の夫と離婚。小学校3年生の娘は真央さんが育てている。

【その1はこちら

営業&外出自粛の1か月間、夫は何もしなかった

4月頭から、百貨店が休業に入り、真央さんの夫が勤務するお店もそれに準じて休みに入った。

「夫は家にいても何もしなかった。SNSに張り付き、ワイドショーを見て、『コロナにかかったら死ぬ』という不安を脳内で成長させていった。私や娘にも外出自粛を強要した。仕事っぷりを見ていたら、ビデオ会議に参加しているのみ。そういうときは、オシャレをするのでわかるんです」

その姿も4月半ばから見られなくなった。それと同時に、生活費10万円を払わなくなり、宅急便を届けてくれたお兄さんをバイキン扱い。

「あれは私もキレました。お兄さんにかなり失礼なことを言っていて、夫をたしなめたら『真央たちを守るためだ』とキレる。その頃からお互いを無視するようになったかもしれない。夫のSNSの投稿は、ブックカバーチャレンジや、狭いベランダにテーブルを出してビールを飲んでいる写真ばかり。ブックカバーチャレンジは、自己啓発本ばかりというのが夫らしいなと思いました」

ヤバいな……と思ったのは、5月になって店舗が再開しても、一向に出勤しなかったこと。

「一度、5月半ばにスーツを着て会社に行ったんですよ。そのときは、学校も再開し、世間では多くの人が外で働いていた。それなのに、夫はドトールでミラノサンドを食べている画像をアップし『2か月ぶりの外出。さりげない日常に感謝』というようなコメントを上げている。その頃から私も本格的にヤバいと思って就職活動を始めました」

夫は仕事のことは何も言わなかった。真央さんは夫の退職をSNSで知る。

「私に一言の予告も相談もなく会社を辞めていたのが許せなかった。きっと反対されると思ったんでしょうね。もちろん、大反対です(笑)。会社が倒産するまで待ち、会社都合での退職になれば、失業保険の額だって変わってくる。夫は無断で退職し、SNSに『私、〇〇は、〇年間務めさせていただきました会社を、本日付で卒業させていただきました。卒業させていただきますかたちにはなりましたが(以下略)』という、“させていただく”を多用する文面で、日本語もところどころ間違っている。これに驚いて『会社辞めたのか!』と夫に怒鳴ったら、『なんで知っているんだ』と。夫は私がSNSを見ているとは知らないので、驚いた様子でした」

これからどうするのか、貯金はいくらなのかと詰め寄ると、ノーアイデア

1 2