堅実女子ニュース&まとめ コロナで生活が一変! 年間20冊の仕事が、ほぼゼロに!? フリー編集者を襲った、収入ダウンの現実

新型コロナウイルスの影響で、これまでの生活が一変してしまったという堅実女子も多いのではないでしょうか。今回は、コロナ禍がもたらした大きな変化を、ただ受け入れるしかなかったという女性を紹介します。

出版社勤務の夢が諦めきれず、時間給のアルバイトとして就職

高橋奈々子さん(仮名・34歳)はフリーランスの編集。元々は、実用書などを作っていた中規模の出版社に勤務していました。

「大学時代から、就職活動はマスコミに絞っていました。大学時代はマスコミの就職に有利だという広告研究会に所属していました。周りには、広告代理店や、映画の配給会社に就職できた子もいましたが、出版社を希望していた私は、卒業ぎりぎりまで就職が決まりませんでした」

人気業種のため、狭き門ともいえる出版社。奈々子さんは、新卒採用ではなく、中途採用を行なっている中規模の出版社の求人に、片っ端から応募したそうです。

「どうしても就職がしたかったので、会社の規模や、待遇にはこだわりませんでした。未経験の中途採用だったため、最初は時間給のパート社員からスタートしました。それでも、友人には『出版社に就職したんだ!』と言ってましたね」

奈々子さんは、パズルやアウトドア関係など実用系の書籍を作っている部署に配属されました。

「今思うと無茶な話だと言えるのですが、Photoshopなどを使った簡単な修正や、デザインも行なわねばならず、独学で勉強しました。実際のページで、どこに文字が入って、写真が入るというような簡単なレイアウトならできるようになったので、小さな出版社でよかったと思っています。もちろん、撮影のスタジオを借りたり、カメラマンさんを探してお願いしたり、なんでもやっていました」

その後、7年ほど働いて退社し、30歳を前に独立します。

「最初は、元の出版社から依頼された仕事を主にしていました。レシピや、猫や犬などのムック、ダイエット本など、なんでも作りましたね。撮影にももちろん立ち会いますし、小物の手配も行ない、編集だけではなくライティングもするので、現場では重宝されました」

世間の健康志向が高まった昨年は、一時は売り上げが1000万にせまるほどだったそうです。

「売上なので、製作費も入っているんです。そこから自分が頼んだカメラマンや、ライターに支払いがあるので、実際の手取りはそれに3掛けたものくらい。でも売り上げが1000万を超えると、個人事業主は翌年に住民税のほかに、消費税も払わなければならないんです。周りのフリーランスの友人たちは、売り上げが1000万超えないように仕事を調整したり、法人化しているのですが、対応しそびれてしまいました……」

仕事が順調だったという奈々子さん。しかし、今年3月ごろから暗雲が立ちこんできたそうです。

「去年は、コンビニなどで売っているような、ダイエットやメイクなどのムックや書籍20冊、雑誌やカタログのページも、色々と担当しました。忙しすぎて、ほとんど休みがない状態の時も。実は今年に入ってから、仕事を依頼してくれていた出版社の編集さんが、退社してしまったんです。残った人に私のことを引き継いで紹介してくれたらよかったのですが、少しずつ仕事が減ってしまいました」

掛け持ちするほど忙しかったのに、今は暇つぶしのネットサーフィンの日々

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