堅実女子ニュース&まとめ 三谷幸喜と香取慎吾のタッグが話題のAmazon Originalドラマシリーズ『誰かが、見ている』。佐藤二朗さんに聞いた舞台裏とは?

三谷幸喜さんが脚本・演出を担当し、香取慎吾さん主演のAmazon Originalドラマシリーズ『誰かが、見ている』。9月18日(金)よりAmazon Prime Videoで配信がスタートします。このドラマのキーパーソンである出演者の佐藤二朗さんに、撮影の裏話を聞きました。

Amazon Originalドラマシリーズ「誰かが、見ている」。

何があってもカメラは止めない長回し。その緊張感が織りなす笑いに注目!

『誰かが、見ている』は、隣り合う301号室と302号室が舞台。佐藤二朗さんは302号室に暮らす粕谷次郎役で、自分の書斎の壁の穴から、隣に引っ越してきた香取慎吾さん演じる舎人真一の生活をのぞき見するのを楽しみにしています。

ところがただ見ているだけからエスカレートし、どんどん舎人の生活の中に巻き込まれていく粕谷の姿が笑いを誘います。本来ならネガティブな “のぞき見”をテーマに、ドタバタの騒動あり、笑いありの楽しいドラマに仕上げているところは三谷さんの脚本・演出はもちろん、佐藤さんのキャラクターや演技力の成せる技。実はこのドラマ、シットコム(シチュエーション・コメディ)でカメラを長回しで止めずに撮影されているところも話題です。

佐藤二朗さん。

PROFILE:佐藤二朗 数々の映画、ドラマ、舞台で幅広い役をこなす個性派俳優。原作・脚本・監督を手掛けた映画『はるヲうるひと』が近日公開。

ドラマの撮影現場をお客さんに見てもらうスタイルのシットコム

佐藤二朗さん(以下:佐藤)「撮影は120人のお客さんを入れて行なっています。そういう意味では舞台に近いのですが、舞台とお客さんの間にカメラが何台もあって撮影しているので、お客さんは舞台を見ているというよりも、ドラマの撮影風景を見ているイメージなんだと思います。シットコムは舞台でもなく、純粋なドラマでもない。どちらをやっているつもりで演じるのかは、最初、多少の試行錯誤がありました」

古くは『奥さまは魔女』、90年代では『フレンズ』や『アリー my Love』など、アメリカのドラマでよく採用されているシットコム。三谷さんも2002年にフジテレビのドラマ『HR』で、香取さん主演で本格的なシットコムのドラマを脚本・演出しています。佐藤さんもカメラ長回しの撮影経験はありますが、お客さんを入れて、その笑い声を活かして収録するスタイルは初めて。そんな緊張感からなのか、撮影開始直後に失敗してしまったそうです。

佐藤さんが演じるのは隣人の粕谷家の主人。

佐藤:「“セリフを忘れようと、段取りを間違えようと、基本カメラは止めない”と、三谷さんがやけに僕に言うんです(笑)。この座組では自分が年長者になるので、“ここは俺が引っ張ってやろう。俺に付いてこい!”という意気込みで撮影に入ったところ、一話の開始7秒くらいでセリフを忘れてしまいまして、“誰か俺にセリフを!”と叫びました(笑)。でも開始早々にミスをしたことで、みんな気がラクになったと言っていました。三谷さんも“結果的には良かったんじゃないか”と言ってくれたのでホッとしました」。

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