堅実女子ニュース&まとめ 三谷幸喜と香取慎吾のタッグが話題のAmazon Originalドラマシリーズ『誰かが、見ている』。佐藤二朗さんに聞いた舞台裏とは?

のぞき見がエスカレートして巻き込まれていく面白さ

『誰かが、見ている』は三谷さんの脚本・演出作品としては2作目の出演となる佐藤さん。オファーは昨年、舞台公演された『愛と哀しみのシャーロック・ホームズ』の本番期間中にあったそうです。

佐藤:「“次にこういう作品があるんだけど出てくれない?”と言われました。三谷さんの脚本は信用できるし、一番楽しみだったのは慎吾くんとの共演。慎吾くんとは何回か共演経験があって、素晴らしい俳優だと思っていたので、その慎吾くんと今回、お客さんの前でがっつり絡めるのが今回の一番の楽しみでした」。

香取さん演じる舎人が失敗したり、奇妙な行動をするのを隣の部屋からのぞき見る佐藤さん。シットコムのスタイルでは、香取さんがメインとなるシーンでもずっと演技をし続けなくてはいけません。一旦、始まったら何があっても止められない緊張感があると共に、それゆえの楽しさもあると佐藤さんは言います。

佐藤:「多くのカメラがいろいろな場所を撮影していて、後で編集を行なうので、どこが使われるのかわからないんです。のぞき穴から慎吾くんの動きが見えないこともあって、キュー(演技の合図)を助監督に出してもらっていました。本来、舞台は1か月くらい稽古して本番に臨みます。それに比べると今回のドラマは各話につき稽古は半日から1日。その間にカメラ位置や助監督のキュー出しのタイミングなども確認しながら何度かリハーサルし、本番へと進んでいきます。全キャスト、スタッフが一丸となって取り組むチームワークが必要。いざ本番となると、そこにあるべきスマホがなかったりと毎回バタバタで、それを含めて楽しい現場です」

粕谷は、香取さん演じる舎人の可笑しさにどんどんハマっていきます。

ストーリーは佐藤さん演じる粕谷次郎だけでなく、娘や妻も巻き込んで、舎人のペースに飲み込まれていきます。

佐藤:「登場人物の中で僕が一番まともな役なんです。良識ある社会人だから、のぞき見はやってはいけない行為だというのもわかっています。でもどんどん巻き込まれていくんです。のぞき見がばれそうになって焦るシーンの時は、ちゃんと気持ちでも焦る。舎人が子どもみたいな失敗をして面白い時は、それを面白い気持ちでのぞく。その時々の気持ちに成り切って演じています。僕も慎吾くんも汗かきなので、スクリーンには汗まで映っています。長回し撮影ならではの臨場感や息づかいを楽しんでもらえたらと思います」

Amazon Originalドラマシリーズ『誰かが、見ている』
2020年9月18日(金)00:00より世界240以上の国と地域で独占配信
(c)2020 Amazon Content Services LLC

取材・文/綿谷禎子

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