堅実女子ニュース&まとめ 【セレブ妻やめました】ハイスペック夫のもとで頑張るのはもう無理…一人息子を連れて離婚へ~その1~

夫唱婦随が染みついている

静香さんは、そこそこ大手の化粧品メーカーの企画職でした。

「産休・育休を半年取得し、復帰しました。でも、仕事を辞めざるを得なかった。だって夫が何もしないんだもの。最初は“一緒に育てよう”と言っていたくせに、送り迎えは当然のように私。息子が熱出して保育園に迎えに行くのは私。私が仕事の打ち上げの飲み会だと何日も前に伝えていて、当日“今日はお迎えに行ってね”と伝えたら、“聞いていないよ。前もって言って”と言われる。それを非難すると“オマエ、母親なんだろ。飲み会なんて行かなくたっていいだろ”と言われる。私は黙るしかなかった。そこで反論していたら、夫婦関係は変わっていたと思います。

静香さんの実家は茨城県で小さなクリニックを経営しており、父が医者で、母親が専業主婦。母は父の言いなりになっており、それでもうまくいっていた。そんな夫婦関係が理想だという考え方が、私の世代には染みついている」

静香さんは結婚しているとはいえシングルマザー状態だった。

「さらに夫の世話もしなくてはならない。結婚生活は、他にもいろんなことが重なり、心が折れて、仕事が続けらなくなった。結局、復帰後半年で退職しました。送別会の朝、夫は“聞いてないよ”と言いました」

その恨みは積み重なっていきました。

「夫は私に、毎月30万円の生活費をくれていた。家賃や光熱費は夫が払っていたので、とても恵まれていたとは思います。その金でベビーシッターを雇ってもよかったんだけれど、やはり赤の他人に家に入られて、大切な息子を任せることはできなかったんですよ。保育園の保育士さんは厳しい採用試験を突破し、身元がある程度保証されている公務員だけれど、シッターさんは違うからね。私は息子が一番大切」

気に入らないことがあるとモノに当たる夫だった。静香さんは波風を立てないよう、我慢を続けた。

夕飯前に菓子を与える、意味なく手を上げる……気まぐれに育児に関わってくる夫に殺意を覚えた……~その2~に続きます。

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