堅実女子ニュース&まとめ 大坂なおみ選手の「7枚のマスク」は政治的?スポーツと政治の問題に関する英語フレーズ

テニスプレーヤーの大坂なおみ選手が、テニスのトーナメントで最も重要視されている4大大会の一つ、USオープンで2度目の優勝を果たしました。彼女の活躍ぶりは当然ながら、人種差別により犠牲になったとされるアフリカ系アメリカ人の名前が書かれたマスクを毎試合つけて登場するなど、「Black Lives Matter」の運動を試合会場で行なったことでも大きな注目を集めました。

中には、「スポーツに政治を持ち込むな」という反論も出た大坂なおみ選手の行動。そもそもなぜスポーツに政治を持ち込んではいけないのかを考えるとともに、大坂なおみ選手のマスクに込められた意味をご紹介します。

オリンピックで規定されている政治的宣伝活動 。その歴史とは?

オリンピックの憲法であるオリンピック憲章は、「オリンピック開催場所、会場、他のオリンピック・エリアにおいて政治的な宣伝活動をすることを禁ずる」としています。ロンドンオリンピックのサッカー男子3位決定戦で、韓国の選手が竹島領有を主張するメッセージを掲げたことで問題となりました。

また、オリンピックと政治について大きな問題となったのが、1936年のベルリンオリンピックです。アドルフ・ヒトラーが国の権威をアピールするためにオリンピックを利用したのです。このように、明らかな政治的意図をスポーツに持ち込むことは、スポーツという健全で平等な戦いの場にふさわしくありません。では、大坂なおみ選手の行動は政治的なのでしょうか?

The International Olympic Committee is prohibiting gestures of a political nature, like a hand gesture or kneeling. (国際オリンピック委員会は、手や膝をつくなど政治的な意味合いを持つジェスチャーを禁止している)

大坂なおみ選手の行動は「政治的」なのか?

USオープンでは、7名の名前がそれぞれ書かれた“7枚のマスク”を決勝戦までの試合で着用した大坂なおみ選手。そのUSオープンの前に行なわれたウェスタン・アンド・サザン・オープン では、準決勝をボイコットしました。これは、アフリカ系アメリカ人のジェイコブ・ブレイクさんが白人警官に至近距離の背後から7発撃たれるという事件が起こったことに対する抗議とコミュニティーへの連帯を表す行動でした。

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