堅実女子ニュース&まとめ 【セレブ妻やめました】アスリート夫の浮気に限界…、元CA妻の慰謝料・養育費ナシの離婚劇~その2~

「ある日、突然、高年収だった夫が仕事を辞めた……」「高年収の夫とどうしても離婚したくなった」そんな“事故”ともいえる事態に直面した時、妻はどうするのか。

この連載では、年収1000万円以上の夫がいる妻を“セレブ妻”とし、夫が無職になったり、離婚したりした背景と、妻の考えをひもといていきます。

今回は草野優子さん(仮名・35歳・IT関連会社勤務)。結婚7年目で離婚し、7歳の娘をひとりで育てています。彼女の元夫は、プロサッカー選手。

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日常的に浮気を繰り返す夫

夫優先の結婚生活が始まります。

「離婚して、さっぱりした今思えば、夫のベースがある関西地方の地方都市に行ったのも、子どもを産んだのも私の選択なのに、夫のせいにしてしまっていたところはありました。なんだろう、夫を立てるのがよい妻……みたいな感覚があるんですよね」

人間関係が密すぎ、逃げ場がない地方都市の生活は、息が詰まったといいます。

「他の選手の奥様同士1か月に1~2回、集まっていたんですよ。栄養士の先生を呼んでセミナーをしたり、東京からプロヘアメイクを呼んでメイクレッスンしたり……“内助の功”的な思想が根深く残っていたと思う」

都会で育った優子さんには、どこに行っても人目があるような気がして辛かったとか。

「買い物は、ショッピングセンターしかない。都心でも売っている大量生産のアイテムは手に入っても、アンティークの皿とかは売っていない。閉塞感があると言うか……東京に帰りたいと思ったのですが、夫の性格や実績を考えると、関東のチームに移籍の可能性はない」

経済面は恵まれていました。旦那様の年棒は2000万円ですが、税金などを引いた額が月割りで振り込まれており、だいたい月に100万円くらいだったそう。

「地方都市だからお金も使わないので、かなり余裕がありました。夫はお金に無頓着なので、お小遣い制にして、私が管理していました。夫には月30万円渡していましたが、足りないと言われたことはなかった。ただ、私の妊娠中から、別の女性の気配がしていたので、娘のために月10万円ずつ貯金していました。あとは、夫の給料口座から自動引き落としになる学資保険を契約」

離婚の直接の原因は、妊娠中、夫に浮気をされたこと。

「相手の女性が、自宅に変な手紙を届けてくるなど“匂わせ”をしたので問い詰めると、地元の飲食店でアルバイトしている女性と関係を持っていた。あの時のショックは大きかったですね。あと、元夫は依存症的なところもあり、何十人と浮気をしていたと思います。私にも1日に2回求めてきて、応じるのも辛かった。また、女性をそういう対象でしか見ない夫のことも嫌だったかもしれない。奥様仲間のひとりに、いろいろとを教えてくる人がいて、“オタクのご主人のことを隣の県のラブホテルで見た人がいる”などと密告してくる。年棒は、こなした試合数や出場時間で評価される。全員が専業主婦という世界ですから、夫の序列が奥様同士の序列になる。一応、みんな仲良くしていますが、足の引っ張り合いや、嫉妬、マウンティングもありました。人の不幸は蜜の味ではないけれど、表面上は見えないドロドロがあり、こういう世界からも抜けたかった」

それに、優子さんは元CA。そのことで、嫉妬されていたのではないでしょうか。

「そうかもしれない……。うちのチームの場合、中学校・高校の同級生同士で結婚するパターンが多かった。よく、スター選手が元モデルやアナウンサーなどと結婚している人がクローズアップされていますが、そうではない人の方が多い世界です」

離婚の原因は、生活のすべてが、我慢の限界だったこと

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