堅実女子ニュース&まとめ 副業を本業にしたけれど、コロナ禍で大誤算!自称フリーライター女子の困窮~その2~

新型コロナウイルスによる社会全般の変化、これによって人々は多かれ少なかれ影響を受けています。仕事がなくなった、人生計画の変更を余儀なくされた、実家に帰れない……悩みの種類はそれぞれですが、なかでもお金にまつわる悩みを抱えるアラサー女子に取材を試みました。 ~その1~はコチラ

署名記事はなく、目減りしていく貯金…

塩田かな恵さん(仮名・34歳)は現在フリーライターをしていますが、ほとんど稼ぎになっていません。コロナの影響を受けたと最初は主張していましたが、蓋を開けてみれば、元々収入が少なかったのだとか。

そしてどんな記事を書いていたのかと言うと、かな恵さん自身の名前が表に出るものは一つもなく、ブログ記事のゴーストや、ネットで拾ってきた情報を自分の言葉に書き換えるだけのもの。コラムの連載や定期的な依頼はなく、ほぼ全てが単発の案件だったのです。

「だから書きまくらないと、微々たるお金にしかならない。ブログとかも個人運営のものだから単価は安いし……。それに全てが単発だから、とにかく依頼を探してなんとか食らいついている状態。とにかく、毎日が不安定ですよ。周りの友人や家族には“フリーランスになった!”と見栄を切ってしまったため、本当は稼げていないなんて口が裂けても言えませんでした」

ほぼ“自称”フリーライターのような状態だったと語るかな恵さん。段々と単発の仕事も見つからなくなってしまい、10万円を満足に稼ぐことも難しくなりました。

「毎日毎日クラウドソーシングの案件を血眼になって探しては、書く。そんな日々を続けていたのですが、徐々に仕事がなくなっていきました。幸いそんな中でも継続してくれるクライアントが見つかったのですが、そこも一文字たったの1円。“頑張れば単価アップします”と言っていたのに、まったく上がらなかったんです」

ライター一本になってから、貯金は目減りしていくばかり。工場勤務時代もそう高いお給料ではなかったのですが、それでも生活には困り果てたことはありませんでした。

「ライターに転身してから月収が10万を切り、二か月、三か月が経過すると7万、5万円に。分かりやすく収入が下がってしまって、慌てて派遣のアルバイトを入れ始めたんです。実は会社を辞めると決意してから、やたらと高いパソコンを買ってしまって、その分割払いが残っていました。とにかくそれと、家賃や光熱費が払えないと困るので」

生活費さえ危うい状況の中、派遣のバイトへ行きその場をしのいだと言います。働けば働くほどバイト代は入ってきますが、その分ライター業に割く時間がありません。

「一応ライターと名乗っているけど、実質アルバイターみたいなものでした。バイトに行けばその分時間が取られるから、本業がおろそかになる。何のために会社を辞めたのだろうと、涙が溢れそうな日もありましたね……」

ライターとして苦戦する中、新型コロナウイルスが流行し始めます。派遣のバイト案件も減り、一気に世の中は自粛モードへ。

ウイルスに恐れながら彼女は働き続けていましたが、クセになったぎっくり腰が再びかな恵さんを襲います。

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