コロナ禍によって不要不急の外出や、不用意な人との接触を避ける動きが広がっています。そんな中で促進されているのが、インターネット回線上でさまざまな手続きや行動が可能となるオンライン化。特に菅内閣で行政改革担当大臣に就任した河野太郎議員は、行政の支払いをすべてオンライン化で行なうことを目指すと発言。大きな注目を集めています。
50代以上でも8割以上が将来的なオンライン促進を望んでいる
そこで今回ご紹介するのはビースタイルグループによる、働く主婦層を対象としたオンライン化の促進に関するアンケート調査。家事と仕事を両立する忙しい立場ですが、オンライン化について「どんどん進めてほしい」と回答した人は32.0%。「少しずつ進めてほしい」という人も51.0%おり、合計で83.0%が将来的なオンライン化の促進を望んでいることが分かりました。また年代別による回答の傾向をみると、「どんどん進めてほしい」と答えた人が多いのは30代以下が最多で、年代が上がるごとに減っています。

とはいえ年齢層が上がると、「少しずつ進めてほしい」と回答した人が増える傾向にあることが分かります。最終的には40代で合計84.0%、50代でも81.7%が将来的なオンライン化を望んでいるのです。
では具体的に、どのようなことがオンライン化をすればいいと考えているのでしょうか?同調査による「オンライン化が進んでほしいと思うもの」のベスト5をご紹介します。
●オンライン化が進んでほしいと思うもの
1位 行政機関の各種手続き……85.4%
2位 日用品や食品などの買い物……47.5%
3位 医療機関での診察……46.9%
4位 コンサートや演劇などの鑑賞……20.9%
5位 住居探しでの内部見学……18.4%