【貧困女子】18年間、年収140万円のレストランバイト~その2~

【貧困女子】18年間、年収140万円のレストランバイト~その2~

女性誌『Suits WOMAN』で注目を集めた「貧困女子」。これは、あるときまで順調な毎日を過ごしていたのに、ふとした瞬間から“貧困”と言われる状態になってしまった女性たちの体験談。なぜそうなってしまったか、そしてその後の人生を追ったレポートです。

 短大卒でありながらも、年収140万円のアルバイトとして18年間を過ごしてしまった村上みどりさん(仮名・38歳)。柔らかそうなボディーと雰囲気に、透け感ある素材の花柄ワンピースの襟はレース。ダッフィーのマスコットが付いたピンクのボストンバッグ……恋愛に夢中になってしまう、という彼女の性格を表しているようです。ところで、保育士試験を再挑戦しようと思わなかったのですか?

「もちろんバイトをしながら挑戦しようと思ったのですが、レストランのオーナーから“この日は絶対に出て”とか、“来てくれるとホントに助かるよ”とか言われると、つい目の前の仕事を優先してしまって。20代の頃は遊ぶお金も欲しかったので、レストランの後、小岩のスナックでも働いてたんですよ。そうするともうクタクタで勉強どころではないまま、あっという間に24歳になっていました。

 そうなると、年齢的に保育士で公務員として採用されるのは、ほぼ不可能。同級生の話を聞いていると、民間施設での保育士の給料はホントに安かったですね。当時、26万円くらい稼いでいた私の半分くらい。朝から晩まで仕事詰めと聞いて、私にはムリと思い、保育士の道を諦めました。

 たぶん、あの時の私は取り返しがつかなくなった時間を、“条件が割に合わない”ということを理由に自己正当化していたんでしょうね。ちなみに、その給料が安い民間保育施設で働いていた友人は、今は園長になってかなりの高収入を得ていると聞きました。数年前ディズニーシーで偶然会ったとき、娘二人の母親として、そして妻としても輝いていていましたね。仕事をしていて人生に自信がある女性が持つスッと伸びた背筋は、私はこれから一生手に入れることはできないんだろうな、と痛感したことを覚えています」

 まだ38歳、ずっと勤務していたレストランが終わることで、人生の再スタートは切れないものなのでしょうか。

「今のところはムリですね。今更何ができるっていうんでしょうね。勉強するお金もないし、気力もありません。毎日、割安なパスタやパンを探して食べ、お米は高級品。卵やモヤシばかりを食べ、デパ地下は衝動買いするのが怖くて近寄れず……お金のことばっかり考えていると、やる気すらなくなってしまうんですよ。

 それに体力も衰えてきて。38歳って疲れやすくなるし、区民の無料健康診断の検査には引っかかるし。結婚といっても恋愛して傷つくのも怖いし、新しい職場に行ったとしても人間関係で悩むのも嫌だし。レストランがなくなる来月から、不安で、不安でたまらないんです。そういう時に専業主婦をしている地元の友達親子とディズニーリゾートに行くと、すごく心が救われるんです。つかの間のリア充です(笑)」

▶▶▶▶村上さんが最終的に選んだ道とは⁇

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