堅実女子ニュース&まとめ 【現地レポート】アメリカの大統領選挙が決着!? これからどうなる? 激戦区在住の日本人から見た選挙の現状~その1~

たった0.2%の票差で勝敗が決まった州も!1票の重みが明らかに!!

今回の選挙での激戦州は、アリゾナ州、オハイオ州、フロリダ州、ミシガン州、ペンシルベニア州、ウィスコンシン州、ノースカロライナ州などと言われていた。専門家によって州の選択や見解は異なるが、この激戦区が勝利の鍵を握るのだ。そして結果的には、アリゾナ、ミシガン、ジョージア、ネバダ、ペンシルベニア、ウィスコンシン州などの激戦州でバイデン氏が勝利し、結果的にバイデン氏が選挙人290人を獲得して勝利ということになった。今回の選挙では、どこの州もかなりの僅差で結果が出た。ジョージア州のように、2人の候補者の獲得票率の差は0.2%という州もあったほどの接戦。ここまで激戦だった大統領選挙は今までないと言われている。

(大接戦だった激戦区の結果例)
・アリゾナ州・・・バイデン氏 49.5%/トランプ氏 48.9% 
・ジョージア州・・・バイデン氏 49.5%/トランプ氏 49.3%
・ミシガン州・・・バイデン氏 50.6%/トランプ氏 47.9%
・ペンシルベニア州…バイデン氏 49.7%/トランプ氏 49.0%
・ノースカロライナ州・・・バイデン氏 48.7%/トランプ氏 50.0%
・フロリダ州・・・バイデン氏 47.8%/トランプ氏 51.2%
※11/9 CNN発表データより。まだ選挙結果が確定していない州があり、データには誤差が生じる場合があります。

バイデン派は声をあげて主張、トランプ派は沈黙の隠れファンが多かった!?

筆者がいるノースカロライナ州は共和党のトランプ氏が50.1%で優勢だった。しかし実を言うと、筆者の周りはほとんどがバイデン派。選挙会場で看板を持ってアピールしている人も、家の周りに看板を立てている人もバイデン派ばかりだった。そこで個人的には確実にバイデンが勝つだろうと予想していた。しかし蓋を開けてみるとトランプが優勢となったのだ。

この現象をあるアメリカ人に尋ねたところ、「そもそも政治の問題は交友関係や家族関係を壊しかねないと言われているんだ。時には身の危険にさらす可能性があるんだよ。トランプの場合、政策が極端なので反対派はすごく多い。だから公言することを恥に思う人もいるし、反対派に狙われることを心配に思っている人も多いんだ。でも一方でこの4年間の政策を評価している人が多いのも確か。多少やり方がハチャメチャだけど、あそこまで大胆に政策をやりきった人は少ないから、そこを認めている人も少なくない。そもそも白人のキリスト教徒はトランプ派が多いと言われているし、田舎で保守的な地域は共産党支持者が多いとも言われているんだ。だから隠れトランプ派が多く存在するんだよ……」と教えてくれた。

確かに政治の話題はとてもセンシティブな話題。そのため選挙期間であってもアメリカ人同士で深い話をしている人は多くない。一方、選挙権がない私たちのような外国人はこの選挙の話で持ちきりだ。ちなみに筆者のアメリカ人の友人は、「選挙権がないからあえて質問するけど、選挙についてどう思う?」と話を振ってきた。「普段は私は政治の話をしないんだけどね…」と前置きをされて、客観的にどう思っているか聞かれたのだ。やはりなんだかんだ言っても、公言しないだけで政治の話にはとても興味があるようだ。(その2に続く)

道路の横や施設や家の前など、芝の上に立てられることが多い候補者の看板。コレを見ると、このエリアにどちら派が多いのかがわかる。

取材・文/Chie

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