堅実女子ニュース&まとめ 【現地レポート】アメリカの大統領選挙が決着!? これからどうなる? 激戦区在住の日本人から見た選挙の現状~その2~

何かと物騒!!治安の不安が堪えない選挙前後のダウンタウン

今回の選挙は事前から接戦が予想されていたため、ダウンタウンや投票所周辺ではかなりの警備が行なわれ、不要不急の外出を控え、身の安全を守るようにと言われていた。実際にノースカロライナ州内でも投票所に銃を持って乱入した人が逮捕されたニュースがあったり、プロテストたちがダウンタウンで抗議デモを行ったり、けが人が出る暴動もあちこちで行なわれた。

特に今回は、開票中止を求めるトランプ氏に反発して起こったデモや、開票不正疑惑で起こったプロテストたちの暴動など、選挙結果が出る前からいろんなトラブルが発生している。また選挙結果が出た後は結果に抗議する集会なども行なわれ、今後も大統領就任式辺りまでは油断できない事態となっている。

選挙前後で予想以上に売れた銃と銃弾…

いまだ毎日10万人を超える新型コロナウイルス感染者が増えているアメリカ。そのウイルス対策を強化すべきか、経済活動を優先させるべきか、社会の対立は深まっている。人種差別をめぐる抗議デモ、略奪、放火などのトラブルも少なくない。そんな中、再び起こっているのが、銃や銃弾の購入増加問題。今年の春、ちょうど新型コロナウイルスが蔓延し始め、商品が品薄になったときにも、銃や銃弾を購入し護身に備える人が増えたと言われていたが、この選挙を期に再びその販売量は増えていているようだ。その傾向は、特に激戦区と言われていた州に多く、今まで一度も銃を手にしたことがない女性が護身のために購入を検討したり、人種差別をめぐるトラブルが増えたことから銃を買いに来る黒人も増えたと言われている。

しかし、この銃規制については、バイデン氏が公約を掲げている。民間人による殺傷力が高い銃器の所有を禁止したり、身元調査の徹底、規制の強化を提唱しているのだ。1人1か月に購入できる銃の数を制限したり、銃暴力を予防するための方針を示すとのこと。武器保有権を保障する憲法を広く解釈していたトランプ氏に比べると、この銃規制強化についてはかなり期待できるのではないかと思っている。

今後、この大統領選挙の予定としては、一般投票による各州の選挙人の確定、選挙人投票、選挙人による当選者確定などが行なわれ、バイデン氏は2021年1月20日に正式に米国第46代大統領に就任することになる。しかしトランプ大統領がいまだに大統領選の結果を受け入れていないという現実もあり、その動向は気になるところだ。これから政権移行期間に入るが、その時期は国家の機能や政府の力が弱体化してくるという声もあがっている。今まで以上に治安が悪化することがないよう祈るばかりだ。

投票が終わるともらえるステッカーやペンなど。投票所によってもらえるものが違うとか。

取材・文/Chie

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