堅実女子ニュース&まとめ 結婚しない人生|猫を預かって家をもらう!? 姉御女子の自由な人生~その2~

婚活関連のニュースがあふれていますが、生涯未婚率(50歳時未婚率)は上昇。国勢調査によると、50歳まで結婚したことがない人は、1990年には男性5.6%、女性4.3%だったのに、2015年の国勢調査では男性23.4%、女性の14.1%と、男女ともに約4倍のポイントに跳ね上がっています。

独身の経済観を示す「ソロエコノミー」という言葉も登場。増え続けるシングルの背景を取材しました。

今回お話を伺ったのは、派遣社員の松本由紀子さん(仮名・43歳)。現在、東京23区内の郊外エリアの一戸建てで一人暮らしをしています。

【その1はこちら

シングルマザーの友人が逃げてきたときに一緒に暮らした

複数の男性から結婚話をされても、由紀子さんが結婚しない理由は、「自由がなくなるから」。

「32歳の時に、大学の同級生と飲んだんです。彼女は結婚2年で、まあまあ都会的で自由な結婚生活を過ごしていました。19時から飲み始めて、21時くらいにソワソワし始めました。私は朝まで飲むんだと思っていたら、“ごめん、帰るわ。門限あるし”と言って帰って行ったんです。“門限って?”と聞くと“ウチは主人がきちんとしているからさ、アタシも終電までダラダラ飲むわけにもいかないんだ”って。その“主人”に門限はあるのかと聞くと、“主人”はないという。それにカチーンと来て“あんたはご主人さまに飼われているおとなしい飼犬になったんだね。ワンワン”と言ってしまった。それから数年間、彼女から連絡は来ませんでした」

その友人から4年ぶりに連絡があったのは、36歳の冬の日でした。

「“ゴメン、松本。私マジヤバくてさ、ちょっと松本の家に行ってもいい?”と言うから“いいよ”と言ったんですよ。住所をメールしたらその1時間後にタクシーがウチの前に停まりました。すると、顔が腫れあがった友人と、3歳の娘が出てきました。タクシー代がないというので、8000円くらいを私が出して、とにかく家に入ってもらいました」

友人の“主人”はモラハラ男でDVでした。友人が子供が生まれたのに仕事を辞めないことに腹を立てて、足を引っ張ったり、仕事の妨害をしてくる……それに抗議をしたら、顔を何度も叩かれてしまったのだそう。

「何度も実家に帰っては呼び戻されていたそう。“かくまって欲しい”といわれて“いいよ”って。夫が警察に連絡したら嫌だな……と思って、その翌日に非通知で夫の携帯に“あんたの奥さんの友人だけど、彼女と娘はウチで療養しているよ。DVの証拠も押さえたから、もうあんたのところには帰らないよ”と伝えました」

友人と夫は離婚が成立。由紀子さんと大学時代の同級生が友人宅から荷物を運び出しました。友人母娘をかくまえたのも、由紀子さんが結婚しておらず、一戸建てに住んでいたからだといいます。

「友人の家の壁は穴だらけで、汚部屋でした。それを見て、私は息が止まるほど驚いたのですが、別の既婚の友人は“こんなもんだよ。ウチのダンナも壁殴るし”とサラっと言ったのです。周りを見ても幸せな結婚をしている人なんてほとんどいない。依存され、束縛されて、妻とはこうあるべき、母とはこうすべきというような自分とは異なる価値観を押し付けられている……。夫との関係はよくても、義両親や親戚から、子作りのことを聞かれ、田舎に帰って来いといわれ、子育て、介護……自分の親だけでなく、夫の親の面倒まで押し付けられて、結婚ってムリゲーだなと」

そもそも、他人と暮らすのが無理だという問題

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