堅実女子ニュース&まとめ 焦げつきも焼きすぎもなし!30周年を迎えた200V対応IHクッキングヒーターが、びっくりするほど進化していた

ガスや火を使わず電気だけで調理ができる200V対応のIHクッキングヒーターが、日本で本格的に量産されるようになってから今年で30年目を迎えたのをご存知でしょうか?

業界初の200 V対応ビルトインIHクッキングヒーターが登場してから30年を迎えた。

IHとは”Induction Heating”の略で電磁誘導加熱という意味。ここからわかるように、磁力発生コイルから磁力線で鍋底を発熱させることで調理する調理家電です。直火を使わないためガスコンロに比べて安全性が高い、フラットなトッププレートでお手入れが簡単、鍋自身が発熱するため熱効率が約90%と省エネである、CO2と水蒸気が発生せず輻射熱が少ないのでキッチンが暑くならずクリーンに保てる、といった特徴があります。

登場し始めた頃に指摘されていた、アルミ鍋が使えない、火力が弱いといった点も今ではすっかり改善され、機能も大きく進化しています。最新のIHクッキングヒーターはガスコンロにも負けないスピーディーで強い火力で調理でき、アルミ鍋が使えるのはもちろん、グリルのヒーターもIHが搭載され、ハイレベルな料理ができます。温度調整や調理アシスト機能といった家電ならではの機能も搭載され、「食器洗い乾燥機」「生ゴミ処理機」とあわせて『キッチン三種の神器』とも呼ばれることもありました。

そんなIHクッキングヒーターが、どんな機能があってどんな作られているのか。事業開始から30周年を記念して行われたパナソニックの工場見学会で、いろいろ教えてもらいました。

IHクッキングヒーターを製造しているパナソニック神戸工場。

こんなに便利になった!進化を続けるIHクッキングヒーター

神戸市内にあるパナソニックの神戸工場では、国内だけでなく世界に向けて、いろいろなタイプのIHクッキングヒーターを製造しています。200V対応IHクッキングヒーターはグローバルで累計生産台数が700万台を超え、国内ではトップ50%のシェアがあります。工場内のショールームでは、これまで発売されたIHクッキングヒーターがずらりと展示されていて、性能の変化や最新機能の仕組みや構造を詳しくを見ることができます。

神戸工場内のショールームは国内初の商品も展示されている。

1970年に米国で誕生したIHクッキングヒーターは、1974年に日本で初めてパナソニックから発売されました。業務用向けにワゴンタイプのIH調理器からスタートし、続いて卓上型やビルトインタイプが登場。1990年9月に国内で初めて家庭用キッチンに向けた200V対応ビルトインIHクッキングヒーターが発売されました。それから30年の間、パナソニックではお客さまのニーズに応える新機能で商品価値を高めてきました。

30年の間にいろいろな機能が進化!

例えば、加熱中であることや鍋やフライパンを置く位置が一目でわかるよう、LEDライトの「光るリング」を搭載したり、鍋底の温度を赤外線で直接測定できる光火力センサーなどで調理をサポート。そして最も大きな進化としては、アルミや銅の鍋が加熱できるオールメタル加熱対応の商品を2002年に世界で初めて発売し、IHクッキングヒーターの普及を拡大させました。

オールメタル対応で調理器として人気がアップ。
商品の内部構造。

最も注目すべきは調理機能の進化です。光火力センサーと連動し揚げ物や焼き物を設定した温度で調節できる機能は、音声でガイドしてくれるアシスト機能へと進化しています。こげつきや焼き過ぎを防いでくれるので、調理が苦手な人にもオススメということです。

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