堅実女子ニュース&まとめ 【コロナ失恋】会社と彼の両方から戦力外通告…8年同棲の終わりは突然に~その2~

2020年10月8日、経団連は少子化対策の推進に向けた緊急提言を発表。その背景には、新型コロナ感染拡大で婚姻数が減少していることがある。

政府の人口動態統計速報をひもとくと、今年1~7月の婚姻は前年同期比14.7%減。少子化の加速につながることが懸念されている。

コロナ以降の結婚事情について、本誌は取材し続けている。太田裕子さん(仮名・35歳・無職)は、それまで勤務していた旅行関連会社から、コロナ禍の業務縮小により退職を言い渡された。それと同時に、8年間付き合っていた同じ年の彼から別れを告げられてしまう。

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最初の1年は盛り上がったが……

27歳から35歳という、女性の人生において妊娠・出産がからむ8年間を彼と過ごし、別れてしまった。

「最初の1年間は盛り上がりましたが、いろいろあるうちに、惰性で一緒にいるようになって、私は半ば家政婦のようでした。付き合ったといっても、3年くらいでレスになって、“たださみしくないから一緒にいる”状態になった。それに、独身で恋人もいない状況になるのがとても嫌だったので、今は別れてしまいましたが、彼に感謝をしています。

子供……私は父親が厳しかったので、子どもを産んで幸せになるイメージがないんです。自分のことで精いっぱいだし、子どもを虐待することはないでしょうけれど、興味がなさ過ぎて育児放棄したら嫌だな……と」

彼は交際5年目くらいから、「ユウちゃんは、なんでも先延ばしにしているのに、相手には“人並みを求める」とからかった。

「とはいえ、彼は女性にモテるタイプではないし、私のことが好きだった。毎週末のようにデートして、給料日前は私がつくったお弁当を持って、近所の公園に行ったり、ベランダでビールを飲んだりして楽しかった」

そんなぬるま湯のような日常が永遠に続くと思っていた。30歳の時は35歳くらいで入籍するのかと思い、35歳になったら40歳くらいで入籍するのかと思った。しかしコロナが襲う。それまで“当たり前”だったことがすべて崩壊し、今日のような明日が来ないことに多くの人が衝撃を受け、苦しんだ。

彼はコロナに対しては割と冷静で、リモートワーク中もワイドショーなどを一切見ずに、専門医が発信する情報だけを見ていた。一方で裕子さんは感染者数の増減に一喜一憂した。重症者数は増えると1日中ふさぎ込み、仕事が手につかなくなった。

「そのせいで人員整理の対象になってしまったようなものです。“あいつ、使えない”となったら、スッパリ切られてしまう。彼は“コロナよりもリストラが怖い”と言っていましたが、今思えば彼の言う通りだったんだと」

他人の意見に流されてしまう裕子さんに対して、彼はあからさまな嫌悪感を示す。

「まあ、私は家庭内コロナ警察だったので。あの時は仕方がなかったんですよ。彼が拒否反応を示すと“あの時、私を幸せにしてくれるって言ったじゃない!”と言っていたんです。それが彼にとって嫌だったんだな……と」

彼の裏アカウントを追い続けて、メンタルを病む

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