堅実女子ニュース&まとめ おこもり年末年始は“世界の真実”に目を向けてみよう。「生きる」ことについて考えさせられる、社会派の本3選

新型コロナウィルスの感染拡大により、家にいる時間が増えている2020年冬。たっぷり時間を使える今こそ、普段は読まない本を通じて視野を広げるチャンスです。今回は「生きる」について深く考えさせてくれる、社会派の書籍を3つご紹介します。おこもり年末年始のお供にしてみては?

物乞う仏陀 /石井光太

物乞う仏陀 /石井光太。

ルポ作家の石井光太氏が、障がいをもつ人々や物乞う人々を取材した内容をまとめた本書。カンボジアで地雷により障がい者となった人や、インドで子供を誘拐して物乞いをさせる人々の存在など、日本で暮らしていたら到底知ることのない“世界の真実”が記されています。

世界の片隅には、過酷な状況の中で一生を終える人々がいます。「物乞う仏陀」は、そんな人々への関心を呼び起こし、何かできることはないかと考えさせてくれる貴重な書籍です。

アンジェリーナ・ジョリーも、“世界の真実”に目を向けていた!

かつてハリウッド俳優のアンジェリーナ・ジョリーは、スピーチにおいて「 I don’t know why this is my life and that’s hers.(私は、なぜこれが私の人生で、それが彼女の人生なのかわかりません) 」とコメント。自分と同じように母親であり同じ能力や情熱、家族への愛を持つ女性が難民キャンプにいることについて言及しました。

ハイバーハードボイルドグルメリポート/上出遼平

ハイバーハードボイルドグルメリポート/上出遼平。 上出氏は本書の中で「しかし、実際に見たヤバい奴らの食卓は、ヤバいくらいの美しさに満ちていた」と語っています。

「ヤバい世界のヤバい奴らは何食ってんだ?」をテーマに作られた深夜番組「ハイバーハードボイルドグルメリポート」。本書は、実際に“ヤバいところ”に行ってヤバい奴らとご飯を食べてきた上出遼平氏による著書です。

上出氏は、ロシアや台湾など様々な場所に出向き、現地民と食事を共にします。なかでも西アフリカのリベリアで元少年兵たちが暮らす廃墟に突撃する章は、非常に興味深いものでした。

突然の来訪者に怒り、武器を持って集まった人々に、食卓を見せてもらえるよう必死に交渉。鬼気迫るやり取りの後、徐々に打ち解け、最後には一緒にリベリアでよく食べられている「フフ」という芋の粉をこねて作ったものに、カレーのような辛いスープをつけて食します。

「ハイバーハードボイルドグルメリポート」 は、“食べる”という行為を通じて、著者と世界の人々が距離を縮める様子を描いた唯一無二の作品です。

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