堅実女子ニュース&まとめ いつか行きたい!美術鑑賞大好きタレント・和田彩花さんが教える、地方や海外の美術館の魅力とは?

コロナ禍で日々のストレスも溜まりがち。そんな中、心を豊かにしてくれる美術鑑賞が再びスポットを浴びています。ストレスが多い生活に、癒しをもたらしてくれる芸術作品たちに、お出かけができるようになったら、会いに出かけてみませんか?

美術は難しいという言葉をよく聞きます。そんな“何から観たらよいのかわからない”という悩みに、応えてくるのが元アンジェルムのメンバーでタレントの和田彩花さん。

和田彩花さん。ハロー!プロジェクトのアイドルグループ『アンジュルム(旧名・スマイレージ)』の元メンバー。 グループでは、初代リーダーを務めた。2019年にグループを卒業後は、ソロで歌手や女優として幅広く活動をしている。 大学院では美術史を専攻し、美術にまつわる著書『乙女の絵画案内 ―「かわいい」を見つけると名画がもっとわかる―』(PHP出版)、『美術でめぐる日本再発見 – 浮世絵・日本画から仏像まで』(オデッセー出版)も執筆している。

大学院で美術史を学んだ異色の経歴を持ち、テレビ番組やSNSなどでもわかりやすい言葉で私たちに美術の良さを伝えています。前編では、和田さんに美術に興味を持ったきっかけや、お薦めの美術館をお聞きしました。後編では、いつかぜひ行ってみてほしい、地方や海外のお薦めの美術館と、美術との付き合い方をお聞きしました。

美術館は一人でがっつり派。地方や海外の美術館の魅力とは?

美術館は、ふらっと楽しむというよりはがっつり見たい派です。きちんと鑑賞できる時間は確保したいという意識はあります。

地方だと、岡山県倉敷市の『大原美術館』がお薦めです。あそこは美観地区と呼ばれる地域で、街を歩いているだけでも素敵なんです。ライブの合間に行ったのですが、直島町に行く時に寄ったりもできそうって思いました。そうやって旅のルートを美術館をメインに考えるのも楽しいですよね。

周りの佇まいも素敵な大原美術館。
美術館の周りの景観も楽しめる。

大原美術館は、物凄く充実したコレクションが沢山あるんです。私の好きな洋画もあるし、日本画家による洋画もあります。

建物の正面が神殿のような作りで、それも素敵なんです。東京にも大原美術館所有の作品が来て、展示されていたりします。

新型コロナが収まったら、行ってみたいのが青森県の『十和田市現代美術館』。この美術館でしか観られない、常設の現代アートを観てみたいんです。

海外の美術館は、フランスのルーヴル美術館、オランジュリー美術館、オルセー美術館と、韓国のサムスン美術館リウムに行ったことがあります。サムスン美術館は、現代アートが所蔵されているだけではなく、昔の工芸品も多く展示されていて観ていて楽しいです。

海外の美術館の魅力は、なんといっても美術館所蔵のコレクションが見切れないほどあること! 日本だと、美術館の特別展を観に行くという人が多いと思うのですが、オルセーも、ルーヴルも、美術館所蔵のコレクションを観に行くという人が多いんです。

美術館によって、所蔵されているジャンルが違います。ルーヴルは古代から近代くらいまで。また近代や20世紀くらいまでの絵画はオルセーが扱っていたりするので、二つとも観ることで、その美術館が扱っているジャンルが違うということに気付けるんです。

「どうしてこのジャンルを集めているんだろう」って興味を持つことで、美術館がどうしてその作品を所蔵しているのか、という経緯までたどり着くじゃないですか。その違いを知ることが楽しいですね。

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