これから4月にかけては新生活が始まるシーズンです。賃貸物件を借り、いざ生活が始まってみると、あれれ……。そんな経験はありませんか?

株式会社AlbaLink運営する訳あり不動産の問題解決を考えるメディア、訳アリ物件買取PROは、賃貸物件を借りたことがある男女500人を対象に「賃貸物件を借りて後悔する瞬間についての意識調査」を実施。調査によると、69.8%の人が賃貸契約で後悔したことがあると回答しました。500人中349人もの人が、何かしたの後悔を感じた経験があるようです。
具体的な後悔の理由にはどのようなものがあったのでしょう。

第1位:騒音トラブルがあった
もっとも多かったのが、騒音トラブル。具体的には以下のようなケースが挙げられます。
・隣や上下階の住民の生活音がうるさかった
・家の目の前に電車が通っていた
・入居してから近所で工事が始まった
目の前に電車が通っているケースは事前にわかりますが、隣や上下階の住民がどんな様子で生活しているかは内見だけではなかなか判断できません。できる限り、昼と夜両方内見するほうがよいでしょう。
また、意外と見落としがちなのが、単身世帯とファミリー世帯など生活リズムが違う世帯が混在してしまう事による騒音問題。この問題を避けるには、住む予定の物件の居住者(他世帯)を確認しましょう。
第2位:設備がイマイチだった
次に多かったのが、部屋の設備に対する不満。
・収納スペースが狭い
・エアコンのききが悪い
実際に暮らしてみると「思ってたのと違う」「想像していたよりも使い勝手が悪かった」という感想をもつ人も多いようです。内見時、動かせる設備はすべて動かしてチェックしてみるといいのではないでしょうか。
第3位:住民や大家の質が悪かった
こちらは第1位の騒音トラブルとかぶる部分もありますが、長い期間暮らしていく上で、住民や大家、管理会社の質はとても大切です。
・共用部の使い方が汚い
・ゴミ出しのルールが守られていない
・住民同士の喧嘩やトラブルが絶えない
これらは、住民が悪いのはもちろん、大家の管理が行き届いていない場合も。さらに、大家や管理会社の質が低ければ、トラブル時の対応も不安ですよね。そのあたりも確認できるとより安心です。
4位「日当たりが悪かった」、5位「水回りに問題があった」と続きました。これらも内見時にしっかりと確認することリストに加えておきたい項目です。