堅実女子ニュース&まとめ 超エリート夫は同じマンションに秘密部屋を所有していた……。そのとき妻は?~その2~【セレブ妻やめました】

「ある日、突然、高年収だった夫が仕事を辞めた……」「高年収の夫とどうしても離婚したくなってしまった」そんな“事故”ともいえる事態に直面した時、妻はどうするのか。

この連載では、年収1000万円以上の夫がいる妻を“セレブ妻”とし、夫が無職になったり、離婚したりした背景と、妻の考えをひもといていきます。

今回は佐藤洋子さん(仮名・40歳・IT関連会社勤務)。5歳の息子がいるシングルマザーです。数百億円の資産を持つ起業家の夫と離婚したばかりです。

【その1はこちら

「トロフィーワイフ」の条件は容姿だけでなく学歴とキャリア

洋子さんと夫が結婚したのは、スペックが似ていたから、いろいろなことが共有できたと語ります。

「実家と学歴が似ていると、考え方も似ている。友達の紹介で知り合い、惹かれ合って向こうからプロポーズされました。それこそ、元夫はアナウンサーやモデルと交際していたこともあったのに、私と結婚したのは、顔を気に入ってくれたというのもあるかもしれませんが、妻としてドヤれる学歴とキャリアでしょうね」

トロフィーワイフという言葉がある。これは、成功した男性がステータスシンボル的に、若く美貌に恵まれた女性と結婚することが多く、その女性を指す言葉だ。

「平成半ばくらいまでは、美人で若い子と結婚すればドヤれたと思う。でも、リーマンショックがあって、東日本大震災以降は、容姿だけじゃなく、妻の学歴やキャリアも“トロフィー”の一部に加えられるようになった。私は難関美大を卒業しているし、それからもめちゃくちゃ努力して実績をつかみ取ってきてきたから、そういうところも気に入ったんだと思います」

「男尊女卑がベースってことですけどね。夫婦って支配・被支配みたいな関係がどうしても残る。結婚している8年間、どこかに窮屈さを感じていました。で、私の周囲の人からは“こんなハイスぺ男性をゲットするなんて、運がいい”と言われまくることもムカついていました。大学に合格した時も“もともと才能があるっていいね”と言われましたが、あれと似ています」

洋子さんは、“運がいい、才能がある”と言われるたびに心の中で「運がいいとか、才能があるとかそういう一言で片づけているモノの裏には、どれだけの努力が隠されているかわかりますか?」と問いかけていたという。

「夫と惹かれ合ったのは、たぶんそんなところが同じだったんだと思う。夫は私以上に努力家でした。でも努力家同士が結婚すると、やっぱり息が詰まるんでしょうね。息子の教育方針や、日々の生活、家事の分担、仕事への姿勢についてなど、衝突することが多くなっていきました。夫もパーティ部屋がバレてからは、特に私に隠さなくなりました。いちいち“女の子は来ないから、乗り込んでこないでね”などと、バカにしたように言ってくるのも腹立たしかったです」

息子が父親に会いたがらない……養育費を払わない夫

1 2