堅実女子ニュース&まとめ 話題のアーティスト、ミスター・ブレインウォッシュって知ってる? 今週末まで東京初の個展を渋谷パルコで開催

ストリートアーティストのバンクシーが初監督をしたドキュメンタリー映画『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』(2010年公開)。この作品でバンクシーによってアーティストに仕立て上げられたミスター・ブレインウォッシュの個展が、東京の渋谷パルコで開催中。いったいどんな作品なの?

今回の個展のチラシにも使われている代表作「Marilyn Monroe」。

枠にとらわれない創造性豊かな作品

本展覧会は、2020年11月の大阪・心斎橋パルコのオープニング企画として開催されたミスター・ブレインウォッシュの日本初の本格個展を、東京でも開催するもの。

ミスター・ブレインウォッシュの本名はティエリー・グウェッタ。2007年から映像作家として活動。バンクシーの初監督作品『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』に出演したことをきっかけに、アーティスト活動を本格化させました。

ミスター・ブレインウォッシュ。

作品はポップアートとストリートアートの融合といった印象。馴染みのあるポップアートが、ストリートアートでよく用いられるペンキやスプレー、ステンシルなどの手法で彩られることで、新たな魅力を醸し出しています。

バンクシーの作品をモチーフにした「Banksy Thrower」。

会場にはバンクシーを始め、有名絵画のモチーフが点在します。それらがミスター・ブレインウォッシュの手によって、新たな作品に。彼はマドンナやレッドホットチリペッパーズ、リックロスなどミュージシャンのアルバムジャケット制作、ミシェルオバマ前大統領夫人やサッカー選手・ペレとのアートコラボレーションなども行なっているそう。

ウッドパネルに描かれた「Einstein」。

中でも目を引いたのが、割れたレコード盤を使ったアート。よく見ると目や眉、ヒゲなど、顔のパーツ部分にもレコード盤が使われていて、アートの領域の広さと、創造性の豊かさを感じました。

割れたレコード盤で描かれた「Jimi Hendrix」。
近くで見ると、全てがレコード盤であることがわかる。

本展覧会で、ミスター・ブレインウォッシュがアート作品を通じて届けたいのは、「ライフ・イズ・ビューティフル」というメッセージ。暮らしや働き方、人との付き合い方を変えなくてはいけない今の世の中だけど、それでも生きていれば、人生を楽しむことができます。そのメッセージ通り、会場にはカラフルでユニークな作品が並びます。

今後、いろいろな場所で見ることになりそうなミスター・ブレインウォッシュの作品。この機会にぜひ注目してみては?

渋谷パルコ4Fにあるパルコミュージアム東京。

●ミスター・ブレインウォッシュ エキシビション・ライフイズビューティフル
期間:~3月6日(日) 
会場:パルコミュージアム東京
住所:東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷パルコ4F
営業時間:11:00〜20:00
入場料:一般500円、学生300円、小学生以下無料

取材・文/綿谷禎子