堅実女子ニュース&まとめ 「女のくせに」ジェンダーハラスメントはいまだに存在……。2人に1人が感じている職場の男女不平等のホンネ

毎年3月8日は国連によって定められた国際女性デー。そのため最近世界各地で女性の地位向上を目指したイベントが多く行われているようです。日本でも女性の社会進出をきっかけに男女平等な社会へと変化してきたと言われています。しかし実際はジェンダーハラスメント(性差別)の問題は根強く残っていて、たびたび社会話題にもなっていますよね。

そこで今回は職場のジェンダーハラスメントの実態について調査。株式会社ワークポートが、全国の転職希望者586人を対象に行った調査を元に、いまだに消えない男女差別について、みんなの声をまとめてみました。

男女平等と思える会社で働いている人は半数以下

女性の社会進出が広まり、女性が働きやすい企業が増えてきたことは確か。しかしやはり多くの企業で男女差別は残っているようです。アンケートで「現在(直近)の会社は男女平等であると感じるか」と尋ねたところ、「とても感じる」「やや感じる」と回答した人は合わせて49.1%。つまり半数以上の人が男女平等を感じていない実態が見えてきました。ちなみに1年前に同じ質問をしたときは51.4%が男女平等を感じていたことから、コロナ禍で男女平等を感じている人はわずかながら減少していることもわかったのです。

男女平等でないことを理由に転職をする人も増加

男女平等の取り組みが行われている会社は約20%

では実際に男女平等につながる取り組みとは何なのでしょう。実際どれくらい行われているのでしょうか? 会社でダイバーシティーの推進 (多様な人材を積極的に活用しようという政策) などが行われているかを尋ねたところ、 「はい」と答えた人はわずか20.1% 。「いいえ」と答えた人の方が圧倒的に多く43.3%という結果になりました。

ダイバーシティは、性別だけでなく、国籍、年齢などの差別もなくし、人材を多様化していこうという動き。

ちなみに具体的な取り組みを行っている企業に内容を尋ねたところ、「育児休暇等の設置」「昇進・昇給の評価平等化」 「推進部署を設立し、理解促進のための教育や研修の提供」 「ハラスメントに対する対応」「LGBT支援団体を招いての講演・ワークショップ」などがあがりました。

今後会社に取り組んでほしいことについても尋ねてみると、男女それぞれから平等化に向けた意見が集まりました。

【男女平等化に向けて取り組んでほしいこと】
・「女性役員をもう少し増やし、女性にお茶汲みなど昭和的な価値観を押し付けないでほしい」(30代・男性・事務アシスタント)
・「360度評価とコンプライアンス基準の明確化」(40代・男性・コールセンター)
・「男性の育児休暇取得の推進」(30代・女性・クリエイター)
・「産休をとると役職が降格になるのをやめてほしい」(30代・女性・クリエイター)
・「男性、女性で思っていることの意見交流会のようなものを開催してほしい」(40代・男性・システムエンジニア)

ではみんなが感じる男女不平等なこととはどんな内容なのでしょう。

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