堅実女子ニュース&まとめ 隣の人にすぐ聞けない、誰も察してくれない。入社早々リモートワークになった人に必要なこと〜その1〜

安井真美子さん(36歳・仮名)は専門学校卒業後、グラフィックデザイナーとして活躍。働きながらスキルを積み上げていき、コロナ禍真っ只中の2020年4月に転職しました。

入社早々のリモートワークに戸惑う

今まで中小企業での勤務経験しかなかったため、現在の会社に受かった時は非常に嬉しかったそう。スキルアップして誰もが知る企業で働く、それが真美子さんのモチベーションとなっていたのです。

「学生時代からデザイナーを目指していたのですが、正直、やる気のある生徒ではありませんでした。技術さえあれば仕事には困らないだろうなくらいにしか考えてなかったんです。だから1社目は “とりあえず入れるところ”みたいな感じで、結構就活もあまり深く考えずに向き合っていました(笑)。
でも働いていくうちに仕事へのやり甲斐を見出し、もっと頑張りたいなと思ったんです。スキルを身につけて、いつかは大手企業へ入ることが目標になっていました」

いきなり大企業へ転職するのではなく、ステップを踏んでから行動へ移す――。真美子さんの計画性の高さ、仕事に対する熱意がうかがえます。そして2020年2月には、憧れの大手企業から内定の通知が届きました。

「東京オリンピックの年でしたし、自分も挑戦してみたいなって。受かるか分からなかったけれど、一が八かで今の会社を受けてみたんです。時期も時期でしたし、微妙なラインだとは思ってたけど見事合格!今までやってきたことは無駄じゃなかったんだと、この時は自分を褒めてあげたかったです。前の仕事が3月末までの勤務だったため、新年度と同時に入社する流れでした」

しかし世の中は新型コロナウイルスが猛威を振るっていました。事態は深刻化しており、多くの企業でリモートワークが始まりつつあった頃です。

転職先であるA社は判断が早く、3月半ばの時点でリモートワークが決定していたとか。退職を控える彼女の元に、担当者から早々に連絡がきたのです。

「『ウチの会社はもうしばらくリモートだから、入社早々申し訳ないけど在宅でいい?』と言われました。もちろん会社用のパソコンを使うので、郵送するために1回だけは出社をすることになります。けど、行くのはそれだけで基本業務は全部リモート……。これにはさすがに戸惑ってしまいました。

1 2