堅実女子ニュース&まとめ お気楽極楽なリゾート気分を満喫。タイムループの内側はハッピーがいっぱい……?映画『パーム・スプリングス』

無名の新人監督&脚本家が手掛けたラブコメ映画『パーム・スプリングス』がゴールデングローブ賞作品賞&男優賞にノミネートされ、アカデミー賞前哨戦のひとつである放送映画批評家協会賞でコメディ映画賞を受賞しました。観れば納得、その中身とは?

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『パーム・スプリングス』
(配給:プレシディオ)●監督:マックス・バーバコウ ●脚本:アンディ・シアラ ●出演:アンディ・サムバーグ、クリスティン・ミリオティ、ピーター・ギャラガー、J・K・シモンズ
●2021年4月9日より新宿ピカデリー他全国ロードショー

【Story】
カリフォルニア州、パーム・スプリングス。ナイルズ(アンディ・サムバーグ)は恋人のミスティと、彼女の親友であるタラの結婚式に出席するためリゾートホテルに宿泊中。一方タラの姉であるサラ(クリスティン・ミリオティ)は家族のなかで問題児扱いされ、幸福な結婚式のムードにも馴染めずにいた。パーティで出会ったナイルズといいムードになるが、謎の老人(J・K・シモンズ)にぶち壊される。

「よくあるタイムループものだよ、みんな好きでしょ?」

ロサンゼルスの東にある砂漠のリゾート地、パーム・スプリングス。宴たけなわな妹の結婚式、そのハッピーな空気にイマイチ馴染めず、姉のサラは不機嫌そうな顔でひとり、ワイングラスを傾けています。すると突然にスピーチを振られてしまい、えっ私が? と尻込み。そこへ明らかに場違いに思えるド派手なアロハシャツに短パン姿の男、ナイルズが代わりに挨拶に立ち、初対面のはずのサラをまっすぐに見つめながらこう言うのです。「覚えておいて、君はひとりじゃない。ここのみんなが家族だ」。え? なんなの? でも気になる……。

身のこなしに奇妙な軽さがあるけれどどことなく憎めなくて、人懐こく、諦めたような悟ったような態度でもあって、話してみるとやたらに気が合う。「ここを抜け出して二人にならない?」と、どちらからともなく誘ってひとけのない海岸へ。いい感じに盛り上がっていたところへ謎の老人が現れ、暗闇から放たれた弓矢がナイルズの背中にズバっと突き刺さる! ぎゃ~~~~、どういうこと?  これが映画の始まりです。

「今日は今日で、昨日でもある。明日も今日なんだ。同じ日がループする、よく聞く話だろ?」――。実はこのナイルズ、なんども同じ一日を繰り返すタイムループに陥っていて、抜け出す術を見つけられずにいました。謎の老人、ロイもまた同じループのなかにいて、ときどきナイルズの前に姿を現し、襲撃して去っていく……ってなんだそれ? 

疑問に浸る間もなく、サラもまた同じ一日を繰り返すループへと陥るのです。

さてこの二人、いったいどうなるのでしょう?

ナイルズ役の アンディ・サムバーグと、サラ役のクリスティン・ミリオティ。破滅型カップル、か?
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