堅実女子ニュース&まとめ 本当に便利?今年度導入予定の「給与のデジタル払い」に反対する人が多い理由

ショッピングの支払いや決済、そして振込もすべてスマートフォンでできる時代。それならば給与の支払いもデジタルにしてはどうか、という「デジタル払い制度」が厚生労働省で検討されています。今までの現金払いや銀行振り込みではなく、スマートフォンの決済アプリや電子マネーを利用して給与を受け取ることは、はたして便利なのでしょうか?

30代には理解があるが、約4割が「給与のデジタル払い」に反対

2021年度中にその制度化を目指すと表明されたこの「デジタル払い」制度ですが、株式会社NEXERが運営する日本トレンドリサーチが男女1,000人に行った調査によると、「給与のデジタル払いに賛成」という人は全体の22.1%、約4割が反対と答えていることが明らかに。

まだ制度自体の内容がわからず「どちらとも言えない」を選ぶ人も4割近い。

これを年代別に見ると、若年層ほど制度に対する理解度は高く、30代以下では34.3%が賛成していることが明らかに。とはいえ、やはりどの年代も反対者の方が多く 、年齢が上がるにつれその割合も多くなることがわかりました。

50代以上では賛成者は2割以下。60歳以上になると反対者が5割に迫る勢い。

実際に「デジタル払い」を希望する人は2割程度

現在の給料はどのような形で支払われているかについて尋ねてみると、92.9%が銀行払い、7,1%が現金手渡しという結果に。では実際に「デジタル払い」がスタートした場合、自分が受け取る給与について「デジタル払い」になってほしいかを尋ねたところ、「なってほしい」という人はわずか20.9%でした。

デジタル払いに賛成という人は、「スマホを良く使うし、現金はほとんど使わないので。」(20代・女性)や、「入金の履歴などを簡単に確認できそうなので。」(30代・女性)といった意見が多く、デジタル決済が普及する足掛かりになるという人や、現金に触れたくないといった意見もありました。

一方、反対派の意見は、「スマート決済を使っていないので、面倒に感じるから。」(50代・男性)や「アプリの障害が起きそう、受け取れなさそうだから。」(40代・男性)といった意見が多数。現在はまだ現金のみのお店が多いことや、公共料金などの銀行引き落としやローンといった関係が面倒という問題を指摘する人も多くいました。

ではこの「デジタル払い」制度、導入側の法人はどういう見解なのでしょう。

キャッシュレスがそれほど浸透していない日本で、まだ時期尚早といった意見も。
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