堅実女子ニュース&まとめ コロナうつ対策にも!GWに試したい、自己肯定感を高める「日記習慣化」のススメ

近ごろ、「コロナうつ」という言葉をよく耳にしますし、実際、コロナ禍による生活の変化に軽いうつを感じている、という人も多いかもしれません。そんな現状を明るくするきっかけとなりそうなのが、「自己肯定感」を意識することです。

今回は、自己肯定感の第一人者といわれる心理カウンセラーの中島輝さんに、コロナうつに打ち勝つための自己肯定感の高め方を教えていただきました。

そもそも「自己肯定感」とは何?

まずは、自己肯定感とは何なのか、正しい意味を中島さんに解説してもらいましょう。

「自己肯定感とは『自分が自分であることに満足でき、自分を価値のある存在だと受けられる感覚』のことです。

自己肯定感が高ければ高いほど、気持ちが安定し、前向きに行動ができ、毎日を充実させることができます。また、自分を信じることができると同時に他人にも優しくでき、自分の人生にはこの先もっといいことがあると思える状態になります。

自己肯定感は、自己満足でも、聖人君子のようなレベルが高いものでもありません。誰もが持っている感覚なのですが、多くの人がまだその本来の力を発揮できていません。

一方、自己肯定感の低い状態は、気持ちが不安定で物事を悲観的に解釈し、行動できない状態です」

中島さんによると、自己肯定感は、次の6つの“感”でできているそう。

【自己肯定感を構成する6つの“感”】

1.自尊感情…自分には価値があると思える感覚
2.自己受容感…ありのままの自分を認める感覚
3.自己効力感…自分にはできると思える感覚
4.自己信頼感…自分を信じられる感覚
5.自己決定感…自分で決定できるという感覚
6.自己有用感…自分が誰かの役に立っているという感覚

大人になると自己肯定感が下がりやすい!

ここまで読んで、もし「自分は自己肯定感が低い」と思っても、落ち込む必要はありません。なぜなら、大人になると誰でも自己肯定感が下がりやすくなるんだそうです。

「大人になると自己肯定感が下がりやすくなりますが、その理由は2つ。一つは経験が増えるため。特に失敗した経験は強く印象に残り、苦手意識を持つようになります。そして行動するのが億劫になったりするのは、同じ失敗をしたくないと思うからです。

もう一つは、他人と自分を比較してしまうため。人生が長くなるにつれて、比較の対象が増えていきます。最近ではSNSのタイムラインに流れてくるものなど、比較対象が無数にあります。身近な人をライバルとして競い合うことは、勉強や仕事で成果を出すために有効な方法ではありますが、自己肯定感が低いときはまったく機能しないんです」

そして中島さんは、自己肯定感は仕事への影響もあることから、大人こそ自己肯定感の大切さを知ってほしいと話します。

「自己肯定感が上がるとプラス思考になってアイデアもどんどん湧いてきますし、集中力もモチベーションも高まるため、仕事や趣味など、何に対しても意欲的になります。

内閣府が平成30年度に行った『我が国と諸外国の若者の意識に関する調査 』の結果によると、日本の若者、ここでは29歳以下の人たちは、諸外国と比べて、自己肯定感が低いことがわかっています。私も、経営者の方から、若手の従業員について、こういうご相談を受けることが多いんです。『目標を持つように教えても、そもそも目標ということの意味をわかってないんだよね』『報告・連絡・相談自体の意味を教えないといけないんだよね。どうしたらいいんだろうか』などです。

これらの原因は、自己肯定感が低いことによるものが多いのです。業務で決められた目標を達成していても、自らの目標を意欲的に達成することはなかったり、報告・連絡・相談をこなしていても、その意味を考えないので、教えられたケースにしか対応できなかったりします。

もちろん、自己肯定感が低いからといって必ずしもそうなるとは言えませんが、自己肯定感が低いことはそもそものベースとなる人生全般に対する意欲が弱く、自ら積極的に考えて行動するという意味で『自立』できていないことも多いのです。この現象について、私は本人たちのせいではなく、自己肯定感を高める環境に置かれてこなかったことに原因があるのではないかと考えています。

こうしたことから、会社や、たくさんの大人たちに、自己肯定感がどれほど大事かということを伝えていきたいと思っています」

大切だとわかっていても、どうやって自己肯定感を高める?

次のページでは具体的なワークを解説していきます!

1 2