堅実女子ニュース&まとめ 感染拡大の中、リモート勤務をかたくなに拒否する老舗会社に我慢の限界〜その1〜

島津明子さん(36歳・仮名)はIT系の会社でプログラマーとして働いています。エンジニアの集まる派遣プロダクションに登録し、技術を磨くべく様々な企業を渡り歩いているのだとか。現在所属する会社は、業界の中でもかなりの老舗なんだそう。

感染拡大の中で行われる大勢での朝礼

「様々な会社を見てみたくてプロダクションへ登録。そこからもう5年くらいが経過します。1つ前のところには3年近くいて、今の企業へは2019年の秋ごろやって来ました。今まで割と新しい会社ばかり行っていたので、昔ながらの企業ってどうなんだろう?と気になりまして。ちょうどプログラマーを募集しているとのことだったので、トントン拍子で決まりました」

決して大規模な企業ではないものの、老舗の安心感は大きかったと言います。新たな職場へ移って数か月、更なる高みを目指していた時に新型コロナウイルスの感染拡大が……。世の中は騒然となり、社内ではリモートワークを希望する声が相次いでいました。

「やりとりはチャットツールですし、裁量労働制だからリモートに切り替えても何の問題はありません。早いところは3月に入ってすぐ在宅勤務となったという話も聞き、うちの会社もそうなるだろうとは思っていたんです。実際に社員さんも早くリモートにしてくれと言っていましたから。

しかしながら、3月半ばになっても変わらず通常体制。本来は中止すべき大勢での朝礼も、まだまだ普通に行っていました。一応お飾り程度に“新型コロナには気を付けて”とか言うんですけど、大勢で朝礼やってる時点で……って感じですよね(苦笑)。マスクを着けた人々がぞろぞろと会議室へ集まる、こんな矛盾あるのか!?とツッコミたくなってしまいました」

朝礼や週1回の定例会もいつも通り行われ、明子さんは不安を覚えたそう。

「だって普通に怖いじゃないですか。ワクチンもまだなかったし、感染力も強いと言うし、流行したての頃は情報が今ほどなかったですしね。きっと一歩も外に出たくないと思う人もたくさんいたはずです。世間でも卒業式やライブなどが中止されているのに、この状態はいったい何なんだろうと思いました」

家族と同居している人や、小さなお子さんを持つ人からすれば、様々な不安が押し寄せるもの。抗議の声も挙がったそうですが、社長は『リモートを導入する気はない』とバッサリ!これには社内も騒然となってしまったとか。

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