気象庁によると、今年の夏の気温は平年並みか平年より高くなる見込みだそうです。夏を快適に過ごすために欠かせないエアコンですが、もしも夏の盛りに故障してしまったら…。1日でも早く修理したいところですが実態は…!?
パナソニックでは、昨年エアコンを購入または修理した人に調査し、実際に使えるようになるまでかかった日数を調査しました。
繁忙期は設置・修理まで2週間以上かかることも
その結果、昨年7~8月にエアコンを修理した人のうち、約4割が2週間以上修理を待っていたことが判明! 同時期にエアコンを購入した人も同様で、約4割が設置まで2週間以上かかっていたこともわかりました。

修理や設置依頼が急増するこの時期。ある程度の日数は覚悟していても、エアコンが無い生活が2週間も続くのは辛すぎますよね。
さらに賃貸住宅の場合は、故障したら管理会社に連絡するのでその時間も必要になります。
修理を待つ間、エアコンが故障した方がどのように過ごしていたかというと、
「仕方なくホテルを借りた」(20代女性)、「本当に暑くて体がおかしくなった。水風呂に入ったりしてなんとか凌いだ」(40代女性)といった声が聞かれ、かなり辛い状況が伝わってきます。
これでは在宅ワークはおろか日常生活もままならないですよね。熱中症になって救急搬送なんて事態にもなりかねません。

(データはすべてパナソニック調べ)

こんな方は故障に注意!
真夏に大変なことにならないよう、まずはお使いのエアコンをチェックしてください。大事なのは使用年数と掃除頻度です。詳しくみていきましょう!
まずエアコンの使用年数が10年以上の方は要注意です。
というのも、エアコンの一般的な交換目安は約10年。この年数を超えて使っている場合、エアコンがいつ壊れても不思議ではありません。
しかし今回の調査で、10年以上使用している方が約半数にのぼりました。かなり多くの方が故障予備軍なのです。

そしてフィルターの掃除頻度が少ない方も注意が必要です。
より長くエアコンを使用するためには2週間に1回程度フィルターを掃除することが大切だそうです。2週に1度というのはかなり頻繁に感じますよね。
今回の調査によれば、このペースで掃除をしている人はたった約1割。9割近くが適切な頻度でお手入れできていないのが実態です。
