新型コロナウイルスの影響で多くの人が職を失ったり収入が激減する中、手っ取り早く稼げる手段のひとつとして「ウーバーイーツの配達員」が注目されています。配達員になる方法はとても簡単で、スマホに配達員用のアプリをダウンロードして個人情報や顔写真、報酬の振込先などを登録。
コロナ前はそこから全国各地の「Uber パートナーセンター」へ足を運んで配達員として本登録をする必要があったそうですが、現在はコロナの影響でそれも一時的に不要となっています。その後はスマホに登録した内容をウーバーイーツが審査し、アカウントが有効化されればOK。あとはウーバーイーツのバッグをAmazonなどで購入すれば、すぐに配達員として稼働ができるようになります。
ウーバーイーツの対応エリアは東京を中心とした大都市圏が中心で、特に東京23区の中心部にいると、いたるところでウーバーイーツの配達員を目撃します。が、ほとんどは男性ばかりで女性はめったに見かけることありません。女性が配達員をすることは、やはり大変なのでしょうか?
ピンチの時に大助かり!ウーバーイーツは報酬の支払いが超早い
実際、ウーバーイーツの配達員で女性はどのくらい存在しているのでしょうか?
「僕がウーバーイーツをはじめた3年前は、女性の配達員を見かけたことすらありませんでした。それがコロナ禍で配達員の数が増えたせいか、最近は1日都市部で働けば1度くらいは見かけるくらいには増えました。でも体感的には、20~30人に1人いるかいないかくらいだと思います。やはり女性は圧倒的に少数派であることは間違いないですね」
こう語るのは今年4月に発売された『アラフォーウーバーイーツ配達員ヘロヘロ日記』(ワニブックス)の著書で、コロナ以前よりウーバーイーツの配達員として働いている、ライターの渡辺雅史さん。 渡辺さんの本業はライターですが、余った時間に好きなタイミングで始められて、いつでも終わることができる配達員のシステムはとても魅力的だといいます。またスタート前はメタボ体型だったのに3年間配達員として自転車をこぎ続けることで、なんとマイナス15キロ減に成功!さらに意外に知らない事実として、こんな利点も教えてくれました。
「とにかく報酬の支払いが早いです。週払いで、毎週月曜から日曜日まで働いた分が 次の火曜日、遅くても水曜日には銀行口座に支払われます。コロナ禍でウーバーイーツの配達員が増えているのは、この部分も大きな理由だと思いますよ」
