堅実女子ニュース&まとめ 「かしこまりました」はビジネスメールで使える?意味や例文を紹介

フォーマルな印象を受ける『かしこまりました』は、ビジネスメールでも使えるのでしょうか?意味や使い方、社内で使える別の返し方もご紹介します。

「かしこまりました」とは?

『かしこまりました』は、ビジネスシーンでよく使われる言葉ですが、意味が曖昧な人もいるのではないでしょうか?意味と合わせて、似た言葉の『承りました』との違いについても解説します。

謹んで依頼を承ること

『かしこまりました』と平仮名で書かれることが多いですが、漢字では『畏まる』と書きます。『謹んで依頼を承ること』という意味です。相手の依頼や命令を理解して受け取ったことを伝える意味合いがあります。

主に職場で上司や取引先の人など、目上の人に対して使われます。

・上司:企画書を来週の金曜日までに提出してください
 返答:かしこまりました
・(取引先に対して)納品日の変更の件、かしこまりました

「承りました」との違い

『承る』は、『受ける』『聞く』『伝え聞く』の謙譲語です。『相手の意向を謹んで受け入れる』という意味もあります。

目上の人に対して、単に分かったことをへりくだって言うだけでなく、『相手の依頼や意向を確かに引き受けた』という意味が込められた言葉です。責任を持って引き受けたという印象を与えることができます。

ただし、『対応した』という意味もあり、これから対応できるか決める場合などには誤解を招く原因になるため、注意が必要です。

・企画書の修正の件、承りました
・先方から次回のプロジェクトについて承りました

メールで「かしこまりました」は使える?

(出典) pexels.com

近年は、上司や取引先からメールでさまざまな依頼や要望を受けることも少なくありません。メールでの返信に『かしこまりました』は使えるのでしょうか?

「かしこまりました」に一言添えて使う

メールの返信でも『かしこまりました』を使うことで、理解したことだけでなく、相手の指示通りにきちんと責任を持って対応させていただくというニュアンスも伝わります。使うときは、一言添えると丁寧で柔らかい印象になります。

・取引先:今週の会議の予定を来週の火曜日に変更いただけないでしょうか
 返答:かしこまりました。〇〇に申し伝えます。

・上司:来週の会議に使う資料を10部用意してもらえますか
 返答:かしこまりました。本日中に準備いたします

目下の人や親しい人などには使わない

『かしこまりました』は、上司や取引先の人など目上の人に使う言葉のため、目下の人には使いません。目上の人でも職場で親しい先輩などに使うと、礼儀正しい印象になるものの、事務的で素っ気ない印象になることもあります。

そのため、あえて『了解しました』が使われることも少なくありません。違和感が出ないように、相手との関係性を考慮して言葉を選びましょう。

社内でよく使われる返し方は?

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職場でよく使われる返し方を三つ紹介します。相手や状況に合わせて使い分けましょう。

「承知しました」は目上の人に使う

目上の人への返答に使える便利な表現が『承知しました』です。『承知する』は『分かる』の謙譲語で、『承知』には『依頼や要求を聞き入れること』という意味があります。社外の人には、より丁寧な表現である『承知いたしました』が使われます。

・今週中の議事録を提出する件、承知しました
・(取引先に対して)新商品のデザインに関する会議の件、承知いたしました

「了解しました」部下や気心知れた相手に

『了解』は、『物事の内容や事情を理解し承ること』です。『了解しました』は丁寧語で、部下や気心知れた相手に適した言葉です。よりカジュアルな状況には、『了解です』もよく使われています。

『了解いたしました』と謙譲語にすることで、目上の人にも使えます。ただし、取引先などには『承知いたしました』を使う方が無難です。

・イベントの招待状の件、了解しました。すぐに手配します
・上司:先方とミーティングのスケジュール調整をしてくれますか
 返答:了解いたしました。先方に問い合わせます

「分かりました」も敬語として使える

日常会話でも使われる『分かりました』も敬語なので、ビジネスシーンで使いやすい言葉です。ただし、丁寧語であるため、目上の人や取引先の人に対して使うとカジュアル過ぎる印象を与えてしまうこともあるでしょう。

失礼にならないように、相手や状況を見極めて別の言葉と使い分けることが大切です。

・上司:来週の出張の手配をお願いします
 返答:分かりました。今日中に手配します
・分かりました。先方にすぐに確認を取ります

まとめ

『かしこまりました』は『分かりました』の代わりに使われる丁寧な言葉で、上司や取引先など目上の人に使えるフレーズです。礼儀正しいフォーマルな印象になるため、使う相手によっては違和感が出てしまうこともあります。

『承知しました』『了解しました』『分かりました』などに言い換えられるため、相手や状況に合わせて使い分けましょう。