堅実女子ニュース&まとめ コロナ禍で新卒入社して感じた「最初からリモートワーク」のメリット・デメリットとは?〜その1〜

秋津沙緒莉さん(仮名・24歳)は今年社会人2年目。ようやく仕事にも慣れてきたと言います。現在はゲーム会社で企画・運営チームに配属されており、主にソーシャルゲームを取り扱っているのだとか。

「正直なところ、就きたい職業がなかったんです。昔から何になりたいとか、これといった夢もなかったので(苦笑)。けど、ソシャゲが大好きで学生時代メッチャ課金してたんです。バイト代をつぎ込んでしまったこともありました。進路に悩んだ時、多少は好きな業界じゃないとキツいだろうなと思い、ノリで今の会社を受けたんです。結果トントン拍子で受かったので、あまり就活には困りませんでした。結構ラッキーなタイプだったかもしれません」

入社後初の仕事は、自宅にパソコンを送ること

新卒1年目だった2020年は新型コロナウイルスの襲来に見舞われてしまった沙緒莉さん。入社の数か月前から日常に変化が出てしまい、新たな生活には大きな不安を抱いていました。

「大学の卒業式を控えた頃に新型コロナが流行って、もう本当に怖かったです。すでに学校へは行ってませんでしたが、アルバイト三昧の日々だったので感染の恐怖もあったし……。それにまだ就職が決まっていない友達もいて、学生の間ではとんでもない衝撃が走りました。挙句の果てに卒業式も中止となり、登校することなく大学生活が終わってしまいました」

本来なら卒業旅行など楽しいイベントが控えていたはず――。それなのに、最後の締めくくりさえままならず悔しさが募ったとか。アルバイトにも行けず、ただただ自粛の日々が続きます。

「飲食店でバイトしてたんですけど、3月のシフトはごっそり削られてしまいました。卒業式もなくなったし、本当にこの時期はやることがなかったです。

何も動けないからこそ、自分が新社会人になることへの不安、コロナ禍で先が見えない事実が必要以上に気になってしまって……。すでに社会人だった大人も大変だったと思いますが、私たち学生も気持ちが不安定だったことは間違いありません。だってこんな状況、前代未聞じゃないですか?一体入社後はどうなってしまうのか、という思いでいっぱいでした」

2020年3月下旬。本来ならオリエンテーションという名目で出社を命じられていましたが、予定はガラリと変更。新卒チームは数名ごとに呼び出され、会社のパソコンを自宅へ送るように指示されるのでした。

「社会人としての初仕事が“パソコンを自宅へ郵送する”でしたね(笑)。新型コロナがなかったらオリエンテーションが会議室で大々的に行われるはずだったんです。でもそれもできないし、会社はもうリモートワークを導入していました。新卒研修なども全て在宅で行うことから、社用パソコンを家で使ってくださいと」

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