堅実女子ニュース&まとめ コロナ禍で新卒入社して感じた「最初からリモートワーク」のメリット・デメリットとは?〜その2〜

秋津沙緒莉さん(仮名・24歳)は2020年、コロナ禍で新社会人となりました。

大学の卒業式は見事に中止、入社前オリエンテーションさえもがリモートで、慣れないことの連続に不安を覚える日々。企業も今までにない状況に見舞われ、早急な対応を強いられていたのでした。

ですが、いざ入社してみるとマニュアルが完備され、沙緒莉さんの心配も多少は拭われたそう。社員への対応は思いの外きっちりとしていたと言います。〜その1〜はコチラ

リモートはプレッシャーが少なくて楽

「3月にパソコンを取りに行った時は、会社もかなりドタバタしていて、落ち着かない空気がすごかったんです。新卒チームへの対応も手一杯と言った感じで、テキパキ物事が進まなかったというか。けど入社後はそんなこともなく、段取りはスムーズだったように思えます。

後から聞いた話なのですが、リモート研修なども初の試みだったため、各部署の上長たちが入念に打ち合わせとマニュアル作成を行ったそうです。『新卒が入ってくるから、打ち合わせとかもすごい時間がかかったよ~』なんて言われました(笑)。元々在籍していた先輩たちは、かなり大変だったみたいです。

ただ事前準備がしっかりとされているのは本当にありがたいこと。リモートで仕事を覚えられるかさえも気になっていたので、入社前よりも気持ちがぐっと軽くなっていました」

マニュアルに沿って課題を行い、チャットで提出。そしてチャット上でフィードバックをもらうというのが研修の流れ。課題にはそれぞれ〆切が設けられ、中には即日提出と定められたものもあったとか。

新人にとってスピーディーな対応が求められる課題は、誰しもが緊張することでしょう。しかし沙緒莉さん曰く、そこまで切羽詰まった気持ちにはならなかったそうです。

「運営担当なので、スケジュール制作とか企画書の提案の課題を提示されたのですが、即日提出系は多かったですね。最初〆切に日付を見てゲッ!となりましたが(笑)、いざリモートでやってみるとそこまで激しい焦りは感じられなかったです。自宅にいることによって、周りの目があまり気にならなくなるんですよ。

チャットは常に動いているけど、会社にいるわけじゃないからちょっと気持ち的にラク。上司が目を光らせているといったプレッシャーが、在宅だと良い意味で薄れるんです。私は結構人目を気にするタイプなので、こういった面はリモートに感謝しちゃいました」

チャットツールが主なコミュニケーションとなるのですが、一度も会社に行っていないため、同僚の顔はほぼ知りません。先輩も会ったことのない人ばかりですが、そんな中での仕事に抵抗感はあったのでしょうか?

「それ、親にも聞かれました。顔を知らなかったり、直接喋ったことがない相手とよくチャットで仕事できるね、と言われるんですけど、一応オンライン会議では顔が写ってますし……、一応“見た”ことにはなってると思います(笑)。人によるのかもしれないけど、私はこの点について特に気になりません。むしろ対面だと緊張しちゃうから、チャットで色々完結させられる方が好きですね。分からないことも聞きやすいですし」

1か月の研修が終わり、緊急事態宣言が明けてもリモートは続行されました。ようやく本格的な配属的が決まり、沙緒莉さんは企画チームへ。先輩らに混じっての業務となるのですが、マニュアルが完備されていた以上、仕事を進める上では大きな問題が出てこなかったそう。

しかし「リモートワークは良いことばかりではなかった」と突然沙緒莉さんはポツリ。やはりいざ実践に入ると、悩ましいこともいくつか見えてきたのです。

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