世界中で新型コロナウイルスのワクチン接種が加速しています。香港など一部の国(地域)では、ワクチン接種を行った個人やグループに対して各種規制を緩和する制度 「vaccine bubble」(ワクチンバブル)が作られ始めています。
今回は、海外諸国の規制緩和やワクチンバブルに関する動きと知っておきたい英単語をご紹介します。

EU内で規制緩和が進む
イタリアへの 「non-essential travel 」が可能に
EU(欧州連合)は夏の観光シーズンに向けて、ワクチン接種を完了させた外国人訪問者を受け入れることで合意し、規制緩和が進められています。これは観光業を活性化させたいEUの狙いが反映されています。イタリアでは、カナダ、アメリカ、日本からの訪問者に対して、ワクチン接種の証明書を提示すれば入国後の隔離を免除する方針を発表しました。
今まで自粛を求められてきた観光などの“不要不急の旅行”ですが、これを英語で「non-essential travel」といいます。
「Digital Green Certificate」を導入予定
EU圏ではワクチン接種を行った個人やグループに対しての規制緩和制度「ワクチンバブル」の設定が進められています。
ワクチンを必要回数接種しテストにおいて陰性、あるいは過去に新型コロナウイルスを患い免疫を取得したことを証明する「 デジタル・グリーン証明書 」を保有することで、就労・観光目的でのEU内外の移動が認められる方針です。この 「 デジタル・グリーン証明書 」 は英語で 「Degital Green Certificate」といいます。
