堅実女子ニュース&まとめ 無条件にお金が配られる!?コロナ禍で注目される「ベーシックインカム」に関する4択クイズ

クイズの回答

それではクイズの回答を見ていきましょう。

問題1の答え.D)対象となるグループに属していれば、条件なしにすべての人に現金が配られる制度

「ベーシック」=「基本」、「インカム」=「所得」で、直訳すると「基本所得」となります。 生活に最低限必要な所得がすべての人に保障される制度で、対象となるグループが決められている場合もありますが、基本的には条件なしで誰もが現金を受け取ることのできる制度です。生活困窮者はもちろん、働く気のない人や高所得者層も平等に受け取れます。使い道も自由で、基本的には何に使ってもかまいません。

問題2の答え.C)竹中平蔵

日本国内での注目度が高まったのは、菅首相のブレーンとされる竹中平蔵氏がメディアを通じてベーシックインカムの必要性を言及したことがきっかけのひとつでした 。具体的な話ではなかったものの、実現を期待する声が多く挙がり注目を集めました。

実業家や経済学者として活躍している竹中平蔵氏。小泉内閣時代は経済財政政策担当大臣に就任し、その後も郵政民営化担当大臣や総務大臣などを務めた切れ者です。

問題3の答え.D)年金の金額

日本でのベーシックインカムが議論される際、一人につき「7万円」を支給すると仮定して話が展開されることがあります。この金額は、国民年金が満額で支給された場合の65,075円(令和3年)をベースに考えられたものです。

ちなみに、一人あたり7万円を国民全員に支給したときの総額は約100兆円。これは日本の年間国家予算と同額であり、財源確保の難しさが課題となっています。

問題4の答え.D)16世紀

ベーシックインカムについて最初に提唱されたのは16世紀。1516年にトマス・モアがラテン語で出版した「ユートピア」という著書内で、泥棒を減らす方法として紹介されたのが始まりと言われています。

現代のベーシックインカム制度とは異なり、“全員で食料を収穫し、全員で保管し、必要に応じて自由に引き出せる世界”を描いたものでした。

問題5の答え.C)身体や精神面において健康な人が増える

「働かない人が増える」「酒やタバコなどの嗜好品につぎ込まれる」といった否定的な意見も多いベーシックインカムですが、それらの懸念はアメリカのカリフォルニア州ストックトン市の調査によって払拭されています。この市では、無作為に選出した市民125名を対象に毎月500ドル(約5万5000円)を2年間支給するアメリカで初のベーシックインカムの実験を実施。

調査の結果、 ベーシックインカム受給の前後1年間でフルタイム雇用の割合は12%も上昇。また、支給されたベーシックインカムのうち、酒やたばこに使われた割合はたった1%以下でした。また、ベーシックインカムを受け取ったグループは受け取らなかったグループよりも収入変動を抑えられたという結果も出ています。

ベーシックインカムが影響を与えるのは、金銭面の効果だけではありません。現金の支給によって不安が解消され、身体及び健康面におけるウェルビーイング(幸福感)が上昇することも証明されています。

日本で導入される可能性もある、ベーシックインカム

昨年国内で実施された一律給付も、ベーシックインカムに似た政策でした。

新型コロナウィルスのパンデミックにより、ますます人々の関心が集まっているベーシックインカム。アメリカやフィンランドなどでは実際に制度を導入した調査が行われており、導入に向けて今後も検証が続けられる予定です。

日本ではまだ導入の兆しはありませんが、効果が認識され、財源確保ができれば取り入れられる日が来るかもしれません。

文/山根ゆずか

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