堅実女子ニュース&まとめ 自営業で今まで大丈夫だったのに今更……30代女性整体師のコロナ感染体験記

ホテル入所時にはすでに平熱に戻っており、嗅覚や味覚にも影響はなかったそう。関節痛や怠さは多少残っていたものの、体を起こしていられるくらいには元気だったと言います。

しかし陽性となった以上、10日間の隔離は絶対。入所日当日から、香織さんはある不安を抱いていたそうです。

体調よりも隔離生活が心配

「お客様への予約キャンセルや、陽性の連絡は済ませていたんです。でも、いざ入所となったら、もうすでにそこそこ元気になっていたので。10日間もホテルに缶詰め状態なのが耐えられるかな……と思ってしまいました。接客業なので、ホテルで出来る仕事もほぼないですしね。常に人と話す仕事をしていますから、ずっと1人でいられるかが心配でした。

あとはホテルによってお弁当とか、かなり当たり外れがあるとネットで見たことがあったので(苦笑)。すでに元気を取り戻してはいたので、細かい部分まで気になっちゃいそうな不安があったんです」

軽症であったことから、新型コロナそのものよりも隔離への不安が大きくなってしまったと語ります。

しかし実際はホテルの対応が良く、お茶、お水以外の飲み物も飲み放題。お弁当も美味しく、メニューのバリエーションも非常に豊富だったとか。用意されていた環境においては、何一つ不満がなかったそうです。

「ご飯は美味しいし、飲み物も選べたのはかなり有難かったです。お弁当だけでなく朝ごはんにパンが出たりとか、飽きないメニューになっていました。快適に過ごせたので、環境の面に関してはとても有難かったです。

ただかなり軽症だったようで、入所後2、3日で関節痛などもすっかり消えていました。普通に生活ができるくらい体調が戻っていたのでラッキーではありましたが、ホテルに缶詰だと本当にやることがなくて、それが意外と辛かったです……。

お弁当と飲み物を取りに行く時しかほぼ歩かないので、体力が有り余っているんです。部屋にいるとネトフリやYouTubeを観るか、スマホをいじるくらいしか時間を潰す方法がありません。体を動かさないから、全然眠くもならないんですよ。

意味もなく半身浴を2時間行ったり、なんとか寝る方向へ無理矢理持っていく毎日でした。

そんなことをしていたら寝る時間がどんどん遅くなり、しまいには昼夜逆転状態。朝に検温があるのですが、既定の時間に起きられずガンガン連絡がきていて。『体温測ってくださいね!』の電話で毎日目を覚ますほどでした」

10日間の隔離を経て、香織さんはホテルを退所。久しぶりの外はとても心地よく思えたのですが、実は彼女の本当の戦いはここからでした。

「新型コロナにかかっていたからか、10日間も缶詰めになっていたせいかは分かりませんけれど、ホテルの帰り道がとにかくしんどくて……。分かりやすく体力が落ちてしまっていて、キャリーバックを引きずって電車に乗るのがやっとだったんです」

幸いにも軽症で済んだものの、隔離のダメージは非常に大きかったそう。その後お店を再開するのですが、なかなか“いつも通り”には戻らず……。【「あの店で感染者が出た」戻らない客足……ある女性整体師のコロナ感染後】へ続きます。

ワクチン接種など、前進しているように見える新型コロナ対策ですが、感染している人なかなか減りません。
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