堅実女子ニュース&まとめ 「あの店で感染者が出た」戻らない客足……ある女性整体師のコロナ感染後

個人サロンを開業して4年の香織さん(仮名・34歳)は整体師として活躍しています。コロナ禍でも常連のお客様に支えられ、売り上げを落とさずお店を継続することができました。

接客業のため感染対策を徹底して行っていたものの、遂に感染。ホテル隔離となり、10日間療養をすることになりました。それまでの話は【自営業で今まで大丈夫だったのに今更……30代女性整体師のコロナ感染体験記】にて。

体調は戻っても、戻らないことがたくさんあり……。

ようやくお店を再開したけれど……

陽性患者とはなったものの、「軽症だったのは不幸中の幸い」と香織さんは語ります。しかしいくら感染経路を考えても、答えは分からなかったそう。

「お客様から感染者は出ていませんでしたから。私が濃厚接触となった人達に連絡を入れた時も、皆さん陰性だったんです。彼氏も陰性だったので、じゃあ私は一体どこでかかったの?と少し気になってしまいました。ただ接客業ですし、毎日満員電車に乗っていましたから、常にリスクに晒されていたのも事実。感染源を探しても仕方がありません」

ホテル出所後、日を置いて、ようやくお店を再開。早速予約が埋まっていたために、香織さんは朝から出勤。しかし隔離後、久しぶりの通勤からすでに体がキツかったとのこと。

「いざ出勤となって電車に乗ったら、いつもの倍くらいの疲れを感じました。自宅からサロンまで20分くらいなんですけど、電車で立っていると辛い。いつもは絶対座らないのに、この時ばかりは空いている席を探してしまったほどです。

だからお店に到着してから『私ちゃんと施術できるかな?』と急に不安が襲ってきました」

病み上がりだったため、営業時間の予約をたくさん入れることはしていなかったそう。

通常なら1日に5~6名を接客するのですが、隔離直後は3名に変更。それでもなかなか本調子にはならず、体力の消耗を実感する日々が続きます。

「ずっと隔離されていて体力が落ちたのか、軽症であれ新型コロナの影響なのか……それは私も分かりません。いつもなら定休日を1日設けて、あとはフル稼働で働くのが私のスタイルです。けどそれがままならず、ものすごく歯がゆい思いをしました。

長いことお店を閉めていたから、お客様の問い合わせはあるんです。けど、それに応えられなくて……。あまり普段から熱も風邪も引かないタイプだったので、体が言うことを聞いてくれないだけでナーバスになってしまいました。感染真っ只中の時より、終わった後の方がむしろ精神的に辛かったです」

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