動画配信から家具・家電まで、さまざまなサブスクリプションが浸透してきています。定額料金制で多様なコンテンツやサービスを利用できる手軽さは、現代のライフスタイルにマッチするビジネスモデルといえますね。しかし、便利だからといってむやみに契約するのはNG! 知らず知らずのうちに、お金の無駄遣いになっている場合も多いのです。

今回は、サブスクリプションのメリットや、無駄遣いにつながる3つの注意点をご紹介します。
「サブスク」ってどんなサービス?
「サブスク」は、サブスクリプション(subscription)を略した言葉です。決められた期間中、商品やサービスを一定の金額で利用できる仕組みを指します。日本でもメジャーな音楽配信サービス「Spotify」や、アメリカ発の動画配信サービス「Netflix」などが有名ですよね。
サブスクを利用する最大のメリットは、やはり月々数百円~千円程度で数多くのコンテンツを楽しめること。購入すると高額になるものも、サブスクなら毎月リーズナブルな価格で使用できます。
おうち時間が増えているコロナ禍で、さらに需要は拡大中。無印良品など多くの企業がサブスクリプションビジネスを開始し、香水やご当地お菓子などさまざまなジャンルに広がりをみせています。
心当たりない?便利なサブスクが無駄遣いにつながる3つの理由
便利でお得なサブスクですが、使い方によっては無駄遣いにつながってしまうリスクも……。必要なサービスを選択するためにも、次の3つのポイントには注意しましょう。
【自動更新】使っていないのに解約を忘れてしまう
「初回契約時は1ヶ月無料」「年間契約で○%オフ」など、無料トライアルや長期割引がついているサブスクも多いですよね。気軽に始めやすい反面、うっかり解約を忘れてしまうこともしばしば。自動更新されてしまうと、必要なかった期間も利用料金を支払わなければなりません。

月々の支払額は1000円前後であっても、年間トータルでは1万円を超えてしまいます。使わないサービスに無駄なお金を払うことのないよう、サブスクを申し込む際は自動更新の設定解除、もしくはカレンダーに記入して更新月を把握しておくようにしましょう。