堅実女子ニュース&まとめ 「疎外感」を抱く原因と対策法とは?自分に無理をさせないことが大切

人はどのような場合に疎外感を抱くのでしょうか?言葉の意味や原因と合わせて詳しく紹介します。疎外感から抜け出すヒントについても触れるので、どこに原因があるのか突き止めた上で、状況に合う対策方法を試してみましょう。

疎外感とはどんな感覚?

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疎外感は感覚的なものなので、漠然としていてよく分からない人もいるかもしれません。そこで、まずは意味や類語を紹介します。

疎外感の意味と類語

『疎外(そがい)』には、『嫌ってのけ者にすること』という意味があります。『人から必要とされていない』『のけ者にされている』という感覚が『疎外感』です。

例えば、会議で議論が白熱しているときに自分だけ入っていけないときや、飲み会で周囲が盛り上がっているのに自分だけその輪に入っていないときに、疎外感を抱きやすいでしょう。

また、周囲の人と意見が合わないときや共感できないときにも抱く感覚です。

類語には、『のけ者』『仲間外れ』『孤立』『ひとりぼっち』などがあります。

孤独感との違い

『孤独感』と同じだと思っている人もいるかもしれませんが、厳密には意味が異なります。抱く感覚は似ていますが、疎外感は集団の中で感じるものなのに対し、孤独感は1人でいるときにも感じるもので、集団の中とは限りません。

つまり、孤独感は周囲の人の自分に対する態度にかかわらず感じるものという違いがあるのです。ただし、『自分だけ取り残されている』と疎外感を抱くことで孤独感をも感じることがあるでしょう。

疎外感を覚える瞬間はいつ?

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人は、どのような瞬間に疎外感を抱くのでしょうか?具体的な例を三つ紹介します。

人の輪に入れないとき

うまく人の輪に入れないときに、疎外感を抱く人が少なくありません。例えば、同僚とランチをしているときや友人たちと一緒にいるとき、会社の飲み会のときなど、さまざまな状況が考えられます。

子どもがいても仕事を続ける女性は多いものですが、専業主婦のママ友の輪に馴染めず、疎外感を覚えるという人も少なくないようです。違う環境にいる人間は、もう一方の環境の人物の輪に入りづらいということがあります。

原因としては、性格的にもともと人見知りで自分から会話に入っていくのが苦手なことや、気にし過ぎていることも関係していることがあります。

自分抜きで話が進んでいたとき

知らないところで話が進んでいたときにも、『自分だけ取り残されている』という感覚を抱きやすいものです。

例えば、プロジェクトチームの一員なのに、自分抜きで物事が決定されていたと知った場合は、『自分は必要とされていない』と感じることがあります。メールのCcに自分が入っていなかったときなども、同様の感覚を抱くでしょう。

また、近年はテレワークも珍しいことではありませんが、オフィス勤務者だけで話が進んでいたり、情報の共有がスムーズでないことも影響し、『取り残されている』と感じやすいといえます。

集団の中で無視されたとき

職場や友人グループなど集団の中で無視されたときは、疎外感を抱くでしょう。例えば、自分が加わった途端に会話が終わったり、軽く流されて話題を反らされたりするなどです。

また、自分は誘われていないのに、SNSで友人たちが女子会の様子をアップしているのを目にしたときなどは、『のけ者にされている』と感じるでしょう。

LINEのグループチャットで自分だけ既読無視されたり、自分のレスで会話が終わったりしてしまう状況も同様です。

疎外感を抱く原因とは

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なぜ疎外感を抱くのでしょうか?主な原因を見ていきましょう。

孤独などを感じやすい性格も影響

孤独感・空虚感・自己嫌悪などを感じやすい性格が影響し、疎外感を抱く原因になることもあります。孤独感などのネガティブな感情を抱いてしまうのには、『どうせ私なんて』というような自己肯定感の低さが関係していることも少なくありません。

周囲はそう思っていなくても、「私の話を聞いていても面白くないだろうな」「つまらない人だと思われているに違いない」と、否定的に考えてしまうのです。

また、単に集団の中にいると気疲れしてしまうなど、大人数が得意でないという人もいるでしょう。

置かれている環境によるもの

自分の置かれている環境が原因で、疎外感を抱くことも少なくありません。例えば、場の空気を読み、周囲に同調する風潮です。

個性を重視する傾向もありますが、依然として組織などの集団の中では『場の空気を読む』ことが重視されているのが現状ではないでしょうか。たとえ意見が違っても、『和を乱さないために同調しなければいけない』というような感覚を抱くことも珍しくありません。

社会はそういうものだと流せる人もいますが、中には自分だけ他と意見が違うと、『のけ者にされるかも』『自分だけ違うのではないか』と感じる人もいるでしょう。

わざと疎外感を与える人もいる

仕事、プライベートにかかわらず、わざと他人に疎外感を与える人もいます。のけ者にする理由としては、『うらやましい』という相手に対する『嫉妬心』が挙げられます。

特に『認められたい』『目立ちたい』という承認欲求が強い人は、誰かが自分よりも注目を浴びていることが許せないのです。

『のけ者にされたくない』という自己防衛本能が、他の人を仲間外れにする行為につながることもあります。グループの中で共通のターゲットを作ることで結束力が強くなるため、『優位な立場でいたい』『自分を守りたい』という心理が隠れていることもあるでしょう。

疎外感から抜け出すためのヒント

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日常生活に取り入れられる疎外感から抜け出すヒントを三つ紹介します。できるだけ早く抜け出し、心が安定した日々を送りましょう。

夢中になれるものを見つける

特定のグループにこだわり過ぎると、ちょっとしたことで『のけ者にされているのではないか』と感じやすくなります。

そのため、仕事でも趣味でもよいので、特定のグループ以外の部分で夢中になれるものを見つけるのがおすすめです。何かに打ち込んでいるときは、自分らしくいられることが多いため、気持ちが和らぐでしょう。

また、ネガティブな感情を持ってしまったときは、絵や文章、写真などの芸術に没頭することで、気分がすっきりすることもあります。思いもよらない名作が生まれることもあるかもしれません。

自分軸を大切にする

『周囲にどう思われるか』ではなく、『自分はどうしたいのか』ということにフォーカスし、自分軸を大切にしましょう。

例えば、人の輪に入れず疎外感を感じている人は、本当に輪に入りたいのか、なぜ輪に入りたいのか考えてみると答えが見つかりやすくなります。単に会話したいというよりも、『認められたい』『安心感を得たい』といった心理が隠れていることもあるでしょう。

別の見方をすれば、周囲に認められていて安心感を得られているのであれば、人の輪に無理して入る必要もないのです。人の輪に入れないと悩まず、自分軸を大切にし、人の輪に入らなくても幸せでいられる方法を探すのも一つの選択肢です。

環境や付き合う人を変える

疎外感を与えてくる人やグループがある場合は、環境や付き合う人を変えるのもよいでしょう。人間関係は相手がいるので、自分の努力だけでは変わらないことも多いためです。

築いた人間関係を失くすのは勇気がいることかもしれませんが、無理して付き合いを続けていてもストレスが増すだけのこともあります。自分が無理せず心地よくいられる人間関係を重視しましょう。

まとめ

疎外感は、『人から必要とされていない』というような感覚を指します。人の輪に入れないときや自分の知らない所で話が進んでいたときなどに感じやすいでしょう。置かれている環境や孤独を感じやすい性格が影響していることもあります。

夢中になれるものを見つけたり、自分軸を大切にしたりすることで、疎外感から抜け出しやすくなるでしょう。環境や人間関係を変えるのもおすすめです。