コロナ禍での自粛要請が続き、イベントの開催中止や各種施設の人数制限などが行われている状況です。そういった中止や制限、外出自粛などによって、趣味に変化があった人もいるのではないでしょうか。

日本トレンドリサーチは、全国の男女2,528人を対象に「コロナ禍の趣味」に関するアンケートを実施。その結果をご紹介します。
約2割の人が自粛期間に新たな趣味をスタート
まず、この自粛期間に新たに始めた趣味があるかを聞いたところ、21.7%の人が「ある」と回答しました。どのような趣味を始めたのか理由とともに聞いています。
コロナ禍の自粛期間に始めた趣味とその理由
「ヨガ」…体力保持のため(50代・女性)
「ガーデニング」…家でできて、食料が作れる(30代・女性)
「お菓子作り」…自粛のため、今までのように美味しいお菓子、スイーツを買いに行くことを控えるので、自宅で手作りを始めました(40代・女性)
「マスク作り」…子どもが市販の不織布マスクを嫌がり、手作りしたマスクだと着けるのでマスクは全て手作りにした(30代・女性)
「キャンプ」…他の人と距離をとっているのと、屋外なので密にならず楽しめる(20代・女性)
「茶道」…元々興味があった(20代・女性)
「刺繍」…以前から気になっていたため、自粛をきっかけに自宅で始めるようになりました(30代・女性)
「YouTube用の動画作り」…これまではyoutubeで動画を見るだけだったけれど、自分で動画を作って公開してみたいと思ったからです(50代・男性)
自粛期間による運動不足などを気にして「ヨガ」や「ウォーキング」などを始めた人が多いようです。
他には「お菓子作り」や子供のための「マスク作り」など、おうち時間が増えたことで創作意欲が湧いたという人、「もともと興味があったこと」をこの機会に始めようという人など、さまざまな理由が挙げられました。
そんな新しい趣味は継続できているのでしょうか。自粛期間で始めた趣味が「ある」と回答した人に、その趣味がどれくらいの期間続いているかを聞きました。

「継続している」と答えた人が92.9%と最も多くなりました。大多数の人が自粛期間に始めた趣味を、今でも楽しめているようです。