堅実女子ニュース&まとめ 仕事観とは?面接で必ず聞かれる、働く上での価値観の重要性

就職や転職の面接で、よく聞かれる質問の一つが『仕事観』です。聞かれる理由と合わせて、意味や重要性についても紹介します。面接を成功させるための大切なポイントも解説します。

仕事観とは

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『仕事観』と言われても、漠然としていて具体的にどのようなことを指すのか分からない人もいるのではないでしょうか?そこで、まず言葉の意味を紹介します。

働く上で軸となるもの

仕事観は『働く上で軸となるもの』のことで、仕事に対する目的・意義・価値観などを指します。

具体的には、「なぜ働くのか」「何のために働くのか」「なぜその仕事をしたいのか」などのことです。

生きていくために必要な収入を得るためというのも現実ですが、それだけではないでしょう。

例えば、「自分を高めたい」「人の役に立ちたい」「社会を変えたい」など、人それぞれ何かしらの目的や意義を持って職業を選んでいるのではないでしょうか?そういった目的などが、仕事観になります。

仕事に対する三つの価値観

仕事に対する価値観は、大きく以下の三つに分けられます。どれに当てはまるか知ることで、自分の仕事に対するスタンスが分かりやすくなるでしょう。

・ジョブ
・キャリア
・コーリング

まず、生活のために働いているのであれば『ジョブ』に当てはまります。仕事よりもプライベートを重視する傾向があり、働くのは収入を得るための手段に過ぎません。

一方、収入を得るためだけでなく、出世や成果を挙げることなどを原動力とし、意欲的に仕事に取り組んでいるならば『キャリア』が該当します。

また、仕事が生きがいというような位置付けであれば『コーリング』に当てはまります。日本語では『天職』というニュアンスが強く、目的意識や満足度が高い状態といえるでしょう。

仕事における価値観の重要性

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仕事に対するスタンスをはっきりさせることは、就職活動において重要だとされています。主な理由を見ていきましょう。

適職選びのヒントになる

仕事に対するスタンスは、適職選びのヒントになります。就活では、数ある業界や企業の中から自分の希望に合わせて絞り込んでいく必要があります。

どのような業界で何をしたいのか、何のために働くのか、何を目指したいのかなど、軸となる価値観によって志望する業界や企業は変わってくるでしょう。自分なりの指標を持つことで、理想の企業に就職しやすくなるのです。

また、きちんと目的意識を持っていると、その目的が実現可能な企業を選ぶこともでき、その後のキャリアも築きやすくなるでしょう。

仕事が長続きしやすい

仕事の価値観がはっきりしていると、仕事が長続きしやすいというメリットもあります。

入社してから「合わない」と感じ、すぐに退社してしまうと、また一から就活をやり直さなければなりません。時間も労力もかかるため、初めから長続きできそうな職場を選ぶことは重要なポイントです。

価値観が合う職場だと、続けることに意義を見いだしやすく、意欲的に取り組めます。その結果、高いスキルを身に付けられたり、昇給や昇格につながったりすることも珍しくありません。

モチベーションや満足度も高くなり、さらに長く続けられるというプラスのサイクルが生まれやすくなるでしょう。

やりがいを見いだしやすい

仕事観が定まっていると、やりがいを見いだしやすくなります。

やりがいの感じ方は人それぞれで、「社会に貢献していると実感できること」という人もいれば、「出世すること」という人もいますが、人は目標が達成されたと感じられたときなどに、やりがいを感じやすくなります。

つまり、働く目的や意義など仕事観が明確であればあるほど、やりがいを感じやすくなるのです。

やりがいを感じられるようになると、モチベーションが上がり、仕事に対する満足度も高くなるでしょう。長く続けられる原動力になるというメリットもあります。

なぜ面接で仕事観を聞かれるの?

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企業が面接で仕事観を聞くのは、どのような理由があるのでしょうか?理由を知ることで、対策もしやすくなるでしょう。

仕事に対する価値観を知るため

その人の仕事観を知るために聞くというのが、大きな理由の一つです。

就職した経験がなくても、アルバイトや親が働く姿などを見ることで、人それぞれ仕事観を持っているものだという前提で聞いています。

例えば、チームワークを重視する人と自分の出世を重視する人では、根本的な考え方が異なります。

企業は、その人の仕事観を知ることで、仕事への向き合い方や取り組み方など本質を見抜くのに役立てているのです。

ミスマッチを防ぐため

企業によって、企業理念・社風・求める人材・スキルなどは異なります。そのため、ミスマッチを防ぐために仕事観を聞くことも珍しくありません。

例えば、社会をより良くするためにチャレンジしていくことを重視している企業にとっては、たとえ考え方そのものは間違っていなくても、保守的な考えの人はミスマッチだと判断するでしょう。

人柄が良くスキルの高い優秀な人でも、企業理念や社風に合わなければ、企業はその人の能力を生かしきれないため、企業にとって必要な人材とは言い難くなります。

このような人が入社したとしても、活躍の場ややりがいが見いだせず、本人のためにならないという側面もあるでしょう。

入社後の成長性を知るため

仕事観を聞くことで、入社後の成長性を探る目的もあります。

入社後にそれまでの経験をどのように生かしたいのか、どのような目的や目標を持って仕事に取り組むのかといった、仕事観がはっきりしている人は、仕事に対する意欲も高い傾向があるためです。

意欲が高い人ほど入社後の成長性も高くなり、活躍する場が広がって会社に貢献してくれると考えているのです。

つまり、ポテンシャルが高い人材と判断されます。

逆に、仕事観がない人は仕事に対する意欲が低く、大きな成長が期待できないと判断されてしまうかもしれません。

面接を成功させるポイント

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面接を成功させるには、抜かりない事前準備が重要です。どのような点に気を付けたらよいのか、大切なポイントを紹介します。

自分の仕事観を掘り下げる

自分の考えをきちんと伝えられるように、自分の仕事に対する考え方を掘り下げてじっくり考えてみましょう。

仕事において重視することが、いくつもあることは珍しくありません。しかし、掘り下げて考えてみると、自分にとって必須なものという軸が見えてきます。

「できれば有名企業がいい」などの希望と、「ワークバランスが保てる企業でないと無理」などの必須条件を分けて考えると、軸が見えやすくなるでしょう。

過去の成長できた経験を振り返ってみるのもおすすめです。どのように望む結果につなげられたのか自己分析することで、意欲の原点や適性が分かりやすくなるでしょう。

十分な企業分析をする

面接を受ける企業について、抜かりなく分析をすることも大切です。

企業を知ることで、入社後に何をしたいのか、どのように貢献できるのかなど、相手の心に響く自己PRができるようになります。

近年は、ホームページを持っている企業がほとんどなので、企業理念・取扱製品・サービス・特徴・強みなどを把握しておきましょう。その企業についての新聞やニュース記事にも目を通すと、受け答えに役立つこともあります。

個人向けの商品を製造・販売している企業であれば、実際に商品を使ってみるのもよいでしょう。

まとめ

働く上で軸となる仕事観が明確になっていると、就職に役立ったり、仕事が長続きしやすくなったりします。やりがいを見いだしやすいというメリットもあるでしょう。

企業が面接で仕事観を聞くのは、仕事に対するスタンスを知り、ミスマッチを防ぐためです。入社後の成長性を知る手掛かりになるというのも理由です。

仕事観を掘り下げじっくり考察し、十分な企業分析をして面接を成功させましょう。