堅実女子ニュース&まとめ シェアハウスの同居人が新型コロナに感染したら?「誰が家を出るべき!?」問題発生

新しい暮らし方として、若い世代を中心に広まっているシェアハウス。新型コロナのデルタ株の広まりで家族内感染が問題となる中、シェアハウスに暮らす人々も、思いもしなかった状況に脅かされているようです。いったいどのように対処しているのでしょうか。

知らせは突然やってきた…

都内の企業に勤務する30歳の美咲さん(仮名)のケースをご紹介します。
美咲さんの実家は首都圏にありますが、仕事で遅くなることも多かったため、2年前、実家を出ることにしました。その際選んだのが、会社に自転車で行ける距離にあるシェアハウスでした。

一人で部屋を借りて暮らすことももちろん考えましたが、利便性と家賃を考えるとシェアハウスのほうがお得。人と暮らすことがさほど苦痛ではない美咲さんは、もし苦手な人がいても部屋にこもっていればいい、過干渉な人がいたとしても無視すればいい…、そんな風に考えていました。

2年の間にメンバーは多少変わりましたが、現在は美咲さんのほか、IT企業のエンジニア・佐代子さん、販売員の早苗さん、メーカー勤務のミドリさんの4人。全員女性です。

それぞれ個室があり、キッチンやお風呂は共用。ほぼ同年代でそれほど互いに干渉することもなく、たまに全員で食事をしたりする生活を送っていました。

2020年、最初の緊急事態宣言の際に、販売員の早苗さん以外の3人は会社からリモートワークをするように言われました。その後、IT企業の佐代子さんの会社はオフィスをほぼ引き払ってフルリモートに。佐代子さんは部屋にこもりきりなのがつらいのか、ダイニングで仕事をすることがありました。

ミドリさんは、できるならずっとリモートワークがいいと、フルリモートの佐代子さんをうらやましがっていました。ミドリさんは上司に呼び出されることも多いようで、なかなかリモートワーク中心とはいかないようでした。

そんななか、早苗さんだけは仕事柄、毎日出勤して接客業務にあたっていました。コロナ禍に連日外出して周りに申し訳なく思ったのか、早苗さんはあまりほかの3人と顔を合わせないよう、食事などをわざとずらしてとるようになりました。

他の3人は「気にしなくていいのに…」と思っていましたが、早苗さんなりの誠意だったようです。

美咲さんは、ドライな関係を保ちつつそれなりに仲良く暮らしてきたのに…、とやるせない気持ちでしたが、4人のグループラインを活用するなどして、なるべく連絡を取り合っていたそうです。

ある日グループラインに目を疑うメッセージが…

デルタ株が猛威を振るい、緊急事態宣言下にあった7月中旬。会社が原則出社禁止となったため、美咲さんは毎日自室でリモートワークを行っていました。相変わらず早苗さんは時間をずらして食事をしていました。そして佐代子さんはなぜか、この頃夜間の外出が増えていたようでした。美咲さんは時々会うミドリさんと「佐代子さんはランニングを始めたのかしら」などと話していましたが、二人とも特には気にしていませんでした。

そんなある日、シェアハウスメンバーのグループラインに送られてきたメッセージに、美咲さんは目を疑いました。

1 2