いつまで続くかわからないコロナ禍。10月から緊急事態宣言の全面解除が行われて、若干ホッとしたものの、またいつ宣言が下されるのか不安に思う方も多いのではないでしょうか。

Humapを提供する株式会社アスマークは、全国の会社員を対象に、コロナ鬱(コロナ禍のさまざまなストレスから引き起こされる心身の不調)に関する調査を実施。その結果をご紹介します!
コロナ禍でのメンタル不調を感じている人は約3割!

まずはコロナ禍において、「メンタル不調を感じているか」について尋ねたところ、31.9%が「メンタル不調を感じている」と回答。そのうち5.5%が「医療機関を受診したことがある」、6.1%が「医療機関を受診するか検討中・迷っている」と回答し、メンタル面が悪化してしまったという方も1割程度いることがわかりました。
また「今はないが、今後は不調を感じることが出てくるかもしれない」と不安感を募らせている人は36.4%でした。いつまで続くかわからないこの状況下で、徐々に今までのメンタルと異なっていることを感じ始めている人もいるのかもしれませんね。
具体的にどのような症状を感じているか尋ねたところ、「疲れやすい・疲れが取れない」がトップで53.7%、続く2位は「気分が落ち込む」で53.3%でした。
コロナ禍で仕事も自宅でできるリモートワークを行う方も増えている中、「疲れやすい・疲れが取れない」といった症状が出る方がいるということは、メンタル面の影響が大きいことが見て取れますね。
その他にも「イライラする・怒りっぽくなる」「憂鬱になる」「倦怠感・だるい」「寝つきが悪い・眠れない」「強い不安感がある」が4割以上。
そして「仕事に行きたくない・したくない」「人と会いたくない・話したくない」「意味もなく悲しくなったり、悲観的になる」が3割前後となり、無気力感や怒り・悲しみといった感情が出てしまうというような回答が多く寄せられました。
そういった症状を「コロナ鬱」と呼んでいる方もいるなど、感染症への不安や自粛生活など、新型コロナウイルスに関するさまざまなストレスによって、心身の不調が引き起こされている方が増えているようです。