堅実女子ニュース&まとめ 「一切れのケーキ」「豆をこぼす」を英語で言うと全然違う意味になるって知ってた?

日本語では“いとも簡単にできること”を「そんなの、朝飯前だよ!」と言ったりしますよね。これは、朝起きてから朝食をとる前の、わずかな時間でできてしまうほど、たやすいこと…と言うのが言葉の由来だそう。

ほかにも思いがけないラッキーなことを「棚ぼた(棚からぼたもち)」と言うなど、さまざまな慣用句を自然と日常的に使っていたりします。英語でもそのような慣用句(イディオム)はたくさんあり、知っていると便利なものです。今回はそんな英語のイディオム7選をご紹介します。

1.It’s a piece of cake!

これは直訳すると「それは一切れのケーキだよ」となりますが、日本語で言う「朝飯前だよ」に近いイディオムになります。一切れのケーキを食べるくらい楽、というニュアンスで、「簡単だよ!」「楽勝だよ!」という意味で使われます。

2.Can I take a rain check?

直訳すると「雨天順延券をくれる?」と言う意味になりますが、これはお誘いを断る時に「(今回は無理だけど)またの機会に誘ってくれる?」というニュアンスで使われます。“rain check”とは、雨天や悪天候で野球などの試合が延期になった場合、次回に使える雨天順延券のこと。「今回は無理だけど次回ぜひ!」というポジティブなお断りとして活用できるフレーズです。

3.Don’t spill the beans!

直訳は「豆をこぼしちゃだめよ!」ということですが、これは「絶対秘密にしてよね!」「秘密をもらしたらだめよ!」という意味で使われます。由来には諸説あるようですが、ひとつの説は古代ギリシャの投票制度にあります。古代ギリシャでは、投票するのに豆を使い、賛成は白い豆、反対は黒い豆を入れていたとのこと。うっかり投票前に豆をこぼして色がばれてしまう…という所から「秘密をもらす」という意味で使われるようになったとのこと。

4.Once in a blue moon.

直訳すると「ある青い月の時に」と、ちょっとロマンチックな感じになりますが、意味は「滅多に起きない珍しいこと」として使われます。由来もちょっとロマンチックで、満月はひと月に1回見られるものですが、本当に稀に、ひと月に2回見られる事があるのです。それくらい珍しい、という意味からできたイディオムとのこと。

5.Let’s play it by ear.

直訳すると「耳で聴いて弾こう」となりますが、これは「成り行きに任せよう」とか「臨機応変に決めようよ」というニュアンスのイディオムです。音楽家が楽譜を見ずに音楽を弾いたり、耳で聴いて即興する様が言葉の由来になっているそう。「明日、どこのレストランに行く?」という質問などに“Let’s play it by ear.”と言えば「その時の感じで決めようよ」というニュアンスになります。

6.Stop beating around the bush!

直訳すると「茂みのまわりを叩くのはやめてよ!」となります。これは「はっきり言ってよ!」と言う意味で使われるイディオムです。“beat around the bush”は、狩りをする際に、獲物がいる茂みのまわりを棒などで叩いて、動物をおびき出すという行為から来ています。動物を直接射止めようと狙うのに対して、直接狙わないことから、“話の核となる部分を避けて遠回しに言う様”を表します。

7.That’s the icing on the cake!

直訳は「ケーキの上のアイシング(甘いコーティングのようなもの)だね」ですが、「おまけの嬉しいこと」の表現として使われ、「それは更に嬉しいことだね!」「それは(最後の一押しになる)嬉しいことだね」と言う意味になります。“That’s the cherryon top!”「1番上のさくらんぼだね!」も、同じような意味で使われます。アイシングもさくらんぼも、“ケーキを更に完璧にするもの”であることから、このようなニュアンスになったようです。

“cats and dogs”で「土砂降り」と言う意味も

英語の慣用句(イディオム)も面白いものが多いですよね。“cake”や“cherry”などの単語のチョイスから海外の風が感じられます。海外ドラマなどでも、セリフの中にさらりと使われていたりするので、ぜひチェックしてみてください!

文/まなたろう